日誌

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ヤマボウシ

梅雨の話題がニュースとなる時期となりました。

この時期を代表する花木の一つはヤマボウシだと思います。

 白い花のように見える部分は以前にハナミズキでも記述しましたが、花弁ではありません。葉(総苞片)です。

 植物を含めて生物の名称はカタカナで表記することが農業科や理科の授業では一般的ですが、ヤマボウシやハナミズキと同じミズキ属の仲間には総苞片が特徴的な「ハンカチノキ」があります。事前に知識が無くても、そういう名前の生物だとわかる点で便利なわけです。

 ミズキからはなれますが、「ボロボロノキ」「モッテノホカ」などもカタカナでないと誤解を招きかねないと個人的には思っているので、「農業と環境」の授業で学名や生物の名前とカタカナの話をする際にトピックスとしてとりあげたことがあります。

 

 ヤマボウシの学名はCornus kousa

 Cornusは角に由来する属名で、欧州に生えている同属の樹木が木材として硬いことからついたようです

 kousaは箱根でヤマボウシを「くさ」と呼んでいたからとか。

 現地でそう呼んでいたから系の種小名にはトウモロコシZea maysの「mays」も現地でそう呼んでいたからと記憶しています。個人的には特徴を捉えたネーミングの方が覚えやすいので好みですが、皆様におかれましてはいかがでしょうか。

 

校内花だより

教室棟から農場に向かう途中に樹木の花が咲いていました。

調べてみると、花の色が変化する「ハコネウツギ」のようです。

 

 花の色が白→ピンク→紅と変化していくことが確認できます。

学名はWeigela coraeensis 

 Weigelaは人名由来(ドイツの植物学者)

 coraeensisは高麗(朝鮮半島)の

 植物の特徴をよくあらわした学名ではないかもしれませんが、学名の意味を調べると、先人に敬意を表してつけられた学名も多く、種小名においても、chinensis、koreana、japonicaのような地名由来のものも散見されます。

 ただ、日本原産とのことなので、産地を誤解している可能性が極めて高い点と、和名も「ハコネ」と言いつつも神奈川県の箱根にはほぼ自生していないという記述もあり、二重の意味で誤解されているネーミングかもしれません。

 

 

 

 

朝の学習の時間でWebテストに取り組んでいます。

 本校では朝のSHRの前に朝の学習の時間を設けています。

 本日の朝の学習の時間から、Webテストや学習トレーニング、学習動画の視聴ができる「Classi」の利用を開始しました。

 生徒1人につき1台配布されているGIGAタブレットを用いて各自課題に取り組んでいます。

 5月22日からの週は国語、29日からの週は数学、6月5日の週は英語に取り組む計画となっています。

 

牛肉の販売実習を行いました

令和5年5月13日(土)、食料生産科3年畜産専攻生徒は、本校で飼養管理をした肉牛の販売実習を行いました。日ごろ実施している飼養管理について、消費者の方々に説明しました。とても緊張しましたが、良い経験ができました。おいしく食べてもらいたいです。

販売実習、頑張りました。  

「とちぎ和牛」PR活動について

【1学年】進路講演会を実施しました

令和5年1月11日(水)、株式会社さんぽう様より講師の先生をお招きし、進路講演会を実施しました。

講師の酒井様より 

 ・働く意義

 ・就職に必要なこと

 ・社会に必要なこと

を中心に、ご講演をしていただきました。

 今回の講演で学んだことを大切にして、今後の学校生活を送ってください!