R5 トピックス

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第Ⅰ期産業現場等における実習

 1年生は6/12(月)~6/23(金)にかけて、校内での実習を行いました。Ⅱ期からはいよいよ校外での実習となります。中学部と比べると、実習期間は倍になります。しっかり準備をして、有意義な実習にしたいと思います。

 2、3年生は、6/5(月)~6/23(金)にかけて、居住地近くの事業所でそれぞれ実習を行いました。

 反省会では、各自実習の課題(卒後、事業所を利用するための課題)をいただき、今後、それらの課題解決に向けて学習を積み重ねていきます。

 ある事業所では、「仕事は、挨拶に始まり挨拶に終わる。」とのお話を伺いました。改めてその言葉の大切さを感じました。

 「たかが挨拶、されど挨拶」。毎日何度となく行われる挨拶を大切にして、Ⅱ期の実習に備えていきます。

日本教育公務員弘済会からの目録贈呈について

 本校が日本教育公務員弘済会の研究指定校となり、研究助成金をいただくことになり、7月4日(火)には、その目録贈呈式が行われました。

 研究助成金は、本校教職員の視覚障害教育に関する専門性の向上のために活用します。研究の成果が日々の教育活動に反映されるように、教職員で力を合わせて取り組んで参ります。

 

小学部 遊び交流

 6月21日(水)、城山西小学校の5年生が来校し、遊び交流をしました。

 遊び交流では、最初に自己紹介をしました。グループに分かれて、好きな食べもの、得意なこと、呼んでほしいニックネームなどを伝え、最初は緊張した様子を見せていた児童も徐々にお互いを知って打ち解けることができました。

 その後、音源走とボール回しを行いました。グループの中で、順番を相談したり、名前を呼びあったり、声を掛け合うことで楽しく過ごすことができました。

たくさんの友達と交流できた経験はとても良い経験になりました。

 城山西小学校のみなさん、ありがとうございました。11月の交流も楽しみにしています。

  

第一回PTA研修会

 6月26日(月)、第一回PTA研修会を実施しました。

8名の保護者の方が参加され、「点字のしくみ」について、本校の職員が講師となり、講話や体験を行いました。

 説明を聞きながら、ひらがな五十音や数字、英字などの点字表記法について学びました。また、パーキンスを使用して、6点打ちで自分の名前を書くことに挑戦しました。初めてパーキンスに触れたという方も多く、点字読み一覧表を見ながら、苦戦している様子が見られました。

 参加された保護者の方から、「難しかったけれど、楽しく学ぶことができた。」「パーキンスの6点打ちが難しかった。マス空けや長音表記が難しい。我が子が、点字学習を始めたばかりなので、一緒に努力していきたいと思う。」などの感想がありました。

新着図書の紹介

 伊藤忠記念財団2022年度子ども文庫助成事業からの助成金で、新しい図書や読書機器を購入しました。多くの児童生徒に利用してもらいたいと思います。

 購入した図書等は、次のとおりです。

 

『さわる絵本 これなあに』

『音と光のでる絵本 スイッチくるくる』

『ふしぎな ふしぎな まほうの木』

『手で見る昆虫図鑑』(点字本)

『点字器で描ける絵と模様』全2巻(点字本)

『みんなのいのちをまもる!』全6巻(紙芝居)

『たつまきがおこったら?』全6巻(紙芝居)

『目の見えない私が「真っ白な世界」で見つけたこと』

『〈できること〉の見つけ方 ― 全盲女子大生が手に入れた大切なもの』

『百年厨房』

『点字表記辞典 第7版』

『点字表記辞典 第7版』(点字版)

 プレクストークPTN3(デイジー再生機)

                      以上

小学部4年・5年 社会科見学にいってきました!

6月16日(金)に宇都宮方面へ社会科見学に行ってきました。

宇都宮中央警察署では、警察署でどのような仕事をしているのか各課の説明を聞いたり、警察官が実際に使用している道具などを触ったりすることができました。

パトカーにも実際に乗せていただくことができ、児童は大興奮でした。

路線バスを使って宇都宮駅に移動した後は、駅構内の盲導鈴や点図をチームに分かれて探したり、レストランで自分の好きなメニューを注文したりして、充実した活動となりました。

児童は、警察署の様子や役割を学ぶだけでなく、公共交通機関を利用する際のルールやマナーについて学びを深めることができました。

  

小学部 校外学習 JR宇都宮駅

 6月22日(木)3年ぶりにJR宇都宮駅へ校外学習に行ってきました。切符購入、改札機通過、エスカレーター、エレベーターの乗り方などを事前に学習し、当日は新幹線のホームを見学したり、日光線を鹿沼まで乗車したりしました。宇都宮駅では、券売機やトイレの音声ガイド、入り口の盲導鈴、点字の表示、点字ブロックなどを確認しました。電車のエンジン音やアナウンス、発車ベルなどは全身を耳にして聞き入り、乗車中はリズミカルな音に合わせて体を揺らす姿もありました。たくさんの初めてを経験して、笑顔いっぱいの充実した一日になりました。

  

小学部 盲学校探検・交流

 6月13日(火)、城山西小学校の2年生が来校し、盲学校探検・交流がありました。

盲学校探検では、城山西小学校の児童たちが校内を見学し、盲学校ならではの教材や機器、点字本などに触れる体験をしました。

交流では、本校小学部の児童8名が交流をしました。グループに分かれ、自己紹介をしてお互いのことをよく知ることができた後は、「ロンドン橋」をして楽しみました。橋のところで止まった児童は、グループの代表としてくじを引き、出たそのお題について、グループ全員が一人ずつ発表していきました。

活動を通して交流を深め合い、楽しく充実した時間を過ごすことができました。城山西小学校のみなさん、ありがとうございました。次の交流でまたお会いできることを楽しみにしています。

  

令和5年度第1回校内点字競技会

 6月7日(水)に、今年度1回目の校内点字競技会を開催しました。競技種目は五十音、転写、聴写、速読みの4つです。

 今回は小学部から1名、中学部から2名、高等部から1名の児童生徒が参加しました。静かな教室で緊張感のただよう中、点筆やパーキンスで点字を書く音が響きました。昨年の自己記録の更新を目標に、日頃の学習の成果を発揮すべく、どの児童生徒も集中して取り組むことができました。

     

6月10日「こどもの目の日」記念日制定

 生まれたばかりの赤ちゃんの視力は0.01~0.02で、その後、視機能は3歳までに急速に発達します。3歳児検診時にスポットビジョンスクリーナーによる検査が行われるようになり、弱視や眼疾患が早期に発見されるようになってきました。

 日本眼科医会では「はぐくもう!6歳で視力1.0」という願いを込めて、6月10日を「こどもの目の日」と捉え、一般社団法人日本記念日協会を通して記念日として登録したということです。

 記念日を制定されたことにより、「こどもの目の発達」について皆さんに関心をもっていただけますと幸いです