学校通信

卒業生を迎えて

 3月19日(木)午後、先輩の話を聞く会を開催しました。
 
 1年生は、職業講話と題して、本校第1回、第2回、第3回卒業の3名の社会人をパネラーに迎えました。参加者は、「常に将来の職業人である自分を思い描くこと!」と書かれたプリントを手に、先輩社会人の語る、なぜ今の職業があるのか、どうすれば希望が叶えられるのか、求職活動とはどんなものか、など体験に基づいた話に、真剣に耳を傾けていました。
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 2年生は、文系と理系に別れて、数年前に受験を経験した、現在の大学生を迎えて、高校時代の勉強法などを中心にお話を伺いました。教科担任や進路の先生を上手に活用すべし、成績が悪かったときにこそ自分自身の勉強法を振り返って改善せよなど、こちらも、まだまだ生々しい貴重な体験を、体験者自身の口から直接聞くことができました。
 在校生にとっては有意義な時間であったと思います。
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卒業式、米国パートナーシップ校への短期留学派遣

弥生三月となりましたが、なぜか天候は不安定です。暖かい日がやってくることを期待しつつ、今月になってからの本校の様子をお知らせします。
○卒業式
    3月2日(月)、多数のご来賓や保護者の皆様のご臨席のもと、第27回卒業式を実施しました。今年は、293名が巣立っていきました。厳しい時代ですが、本校卒業生として、自信と誇りを持って、国際社会に生きていって欲しいと願っています。
○米国パートナーシップ校交流プログラム短期留学実施中(このページの下にも記事があります)
    本校では、国際理解教育を推進するために、生徒を短期の留学生として海外に派遣しています。米国短期留学派遣と豪州短期留学スタディーツアーとして、毎年交互に実施するものです。今年は米国派遣の年です。オクラホマ州タルサ市、ブッカー T.ワシントン高校に10名、インディアナ州インディアナポリス市、ローレンス セントラル高校に10名の2班に分かれ、計20名を派遣しました。3月3日(火)に日本を出発し、3月18日(水)までの16日間の日程で、現地でホームステイをしながら、それぞれの高校に通学します。多感で柔軟な思考力をもつ高校生が、日本を離れて異文化を直接体験することは、とても有意義なことです。また、日本の良さ、文化を相手に伝える絶好の機会でもあります。出発したときよりも一回りも二回りも大きくなって帰国することを期待しています。

JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテストについて

 年が明けてから、このページの更新が滞っており、大変申し訳ありませんでしたが、今日から再開いたします。遅ればせながら、今年もよろしくお願いいたします。

 明るいニュースがあります。
 JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテストにおいて、本校生3人の応募作品が入賞し、このほど、JICAの職員が来校し、賞状の伝達がありました。
 今年のコンテストは、「地球と生きる〜地球に暮らす一員としてできること、考えること〜」というテーマで、例えば、友達や家族と話したこと、学校で習ったこと、本や新聞、テレビを通じて感じたこと、自分自身の体験・発見や最近知ったことなどから自由に題材を探して書く、というものでした。高校生の部では、全国から23,517作品という多数の応募の中から107作品が入賞し、その中の3名が本校生ということです。3名の生徒さんには誠におめでとうございます。日頃からの地道な取り組みが評価されたものと理解しております。受賞の内容は次のとおりです。
 独立行政法人国際協力機構地球ひろば所長賞  2年女子 「外国で知った新たな日本」
 佳作                                      1年女子  「心を癒す笑顔」
 社団法人青年海外協力協会会長賞            2年女子  「私の夢はみんなの夢」

 また、本校は、このエッセイコンテストに長年にわたり積極的に取り組み、青少年の開発途上国理解と国際協力に対する意識の昂揚にに大きく貢献したということで、国際協力機構の緒方貞子理事長から、特別学校賞を授与されるという名誉に輝きました。特別学校賞として全国で18校が表彰されましたが、本校は昨年に引き続き、2年連続の受賞です。

第2学期終了しました

25日、平成20年度第2学期終業式を実施しました。宇都宮北高はこの1年間、順調に生徒の活動が進行していると思われます。これも保護者や関係する皆様の御支援、本校に学ぶ生徒たちの努力の賜であると感謝いたします。来る平成21年もこれまで以上の躍進を目指したいと思います。
式に先立ち、4人の留学生の紹介を行いました。
1人は、この9月から1年間予定で本校に留学している中国からの女性です。
始業式や北高祭開会式の日には来日していなかったため、今回が全校生への正式な紹介となりました。すでに、本校で充実した生活を送っており、何事にも積極的に取り組んでいます。
3人は、12月15日から1月22日までの予定で、本校に短期で留学をしているニュージーランドからの女性です。彼女たちは、宇都宮市の姉妹都市であるマヌカウ市から派遣された活発な高校生です。日本語を学んできており、本校の生活にもだいぶ慣れてきたようです。短期間ではありますが、交流を深め、よい友達をたくさん作ることを願っています。
第3学期の始業式は1月8日です。有意義な冬休みを過ごしてください。

短期留学生の受入


東アジア青少年大交流計画プログラム参加生徒の受入れ

   政府の「21世紀東アジア青少年大交流計画」で来日したアジアの青少年のうち、4名の高校生と1名の引率者が、12月9日から15日まで、短期留学生として本校に滞在しています。高校生は、フィリピン、ニュージーランド、オーストラリア、インドの4か国から、引率はインドネシアの高校の英語の先生です。
  この計画は、アジア地域内での青少年交流を通じて相互理解の促進を図るため、主に東アジア首脳会議参加国の青少年を日本に招へいするなどの事業です。
留学生たちは、期間中、主に本校で通常の授業を受けますが、11日は、豊郷中央小学校での交流会に、現在本校に在籍する長期留学生の4名とともに参加しました。
豊郷中央小学校との交流会は、数年前から実施されている恒例の行事です。今年は、短期留学生が4年生と、長期留学生が3年生と一緒に活動をしました。最初の時間は、学年ごとに、体育館と音楽室に別れて、留学生の紹介や母国語でのあいさつのあと、小学生が歓迎の歌を披露したりしました。次の時間は、各クラスに別れて、折り紙や日本の遊びをしましたが、インドの民族衣装の紹介、インドネシアの武道のパフォーマンスなどが会に花を添えました。その後は、留学生と小学生が給食を一緒に食べ、昼休みの時間をともに過ごし、交流会を終了しました。短時間の交流でしたが、参加した留学生は、小学生の元気な姿に圧倒されたようです。とても楽しく有意義であったと好評でした。
なお、本校正面の国旗掲揚塔には、これまで、長期留学生とALTの国の国旗(コスタリカ、フランス、中国、台湾及びカナダ)が掲げられていましたが、短期留学生が滞在する期間中は、短期留学生の母国の国旗が掲げられます。
 
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