校長あいさつ

 校 長 あ い さ つ

 


栃木県立宇都宮北高等学校長 佐藤弘道

 

 
 栃木県立宇都宮北高等学校のHPを御覧いただきありがとうございます。
 本校は昭和55年、宇都宮市北部、里山と田園風景が美しいこの豊郷の地に呱々の声をあげました。開校時には4学級184名だった本校ですが、今では志願者数在籍者数ともに県内一を誇る人気大規模校となり、卒業生の数は12,000名を超えるに至りました。これも、本校設立に御尽力いただき開校後も見守ってくださっている地域の皆様、卒業生の名を高めてくださった同窓生の皆様、深い愛情で子どもたちの成長に御協力くださっている保護者の皆様の御尽力の賜と深く感謝申し上げます。

 本校は栃木県における国際理解教育の拠点校推進校の役割を担ってスタートし、爾来21世紀を生きる国際人の育成を目指して様々な活動に取り組んでまいりました。
 これまでに交流のあった国々は、五大陸全てにわたり、その足跡は本校正面玄関左側の壁に示されています。校章に描かれた五つの弧には三つの意味がありますが、その一つは、世界5大州の人々と友好を結び発展する宇北高生の姿であり、見事に達成されていると自負するところでございます。
 本校では、「励み 結び 拓く」を生徒指標とし、「人間性豊かで、我が国の伝統・文化を理解し、国際感覚をもって社会で活躍する人材を育成する」を教育目標としています。
これを具現化するために、昨年度、「国際的視野で物事を考える探究的な学びを通して、グローバルにもローカルにも活躍できる人材を育成する学校」とのスクール・ポリシーを策定いたしました。
 また、本校は令和4年度から県の指定事業であるSTEAM教育推進モデル校となっております。IEA(International Education Activities)の中核である、SDGsをテーマとした探究活動や各教科の授業の中でSTEAM教育の視点を重視し、教科横断的な学びに関する研究実践を鋭意進めており、3年目となる本年度はいよいよまとめの段階を迎えます。

 現在、宇都宮市の学術・文化ゾーンを構成する地域として豊郷地区は発展の途を歩んでおりますが、本校もその一端を担うことができますよう、これからも全校を上げて教育活動に取り組んで参ります。
 以上、本校の沿革や特色を紹介いたしました。今後とも本校の教育活動に御理解と御支援を賜りますようお願いいたしまして、御挨拶といたします。