学校通信

とちぎ元気フォーラムin帝京大学


 7月5日(土)「とちぎ元気フォーラムin帝京大学」と題したフォーラムが帝京大学理工学部で開催され、本校生5名が参加しました。このフォーラムは、福田富一知事が県政の諸課題について県民と直接対話をするもので、大学生を対象にしたものは、これまでも何回か開催されていましたが、今後、参加者を高校生にまで広げることを検討するため、今回初めて、試験的に高校生にも参加が要請され、それに応えるべく、県立高校として、本校生が参加したわけです。
 当日は、福田知事から、施策について、根拠を示した明確な説明があり、その後、参加者との意見交換になりました。大学生からの質問が多い中、本校生も、「県立高校への空調設備について、快適な学習ができるということでは導入をしてほしいのですが、地球規模の環境問題もあるので、その点については、どのようにお考えですか」「最近、大型店舗がふえて、地域の小売店の勢いが無くなってきていますが、是非、地域の活性化が図られるようにしていただけませんか」の2つの意見が出されました。
 参加した生徒は、知事の説明を通して、物事はいろいろな観点や立場から確かなデータに基づいて考えなければならないということを、十分に理解したのではないかと思います。また、知事さんや教育長さんと直接対話をすることができて、行政を身近に感じるようにもなったはずです。とても有意義な半日でした。

5月20日(火)は創立記念日でした


5月20日(火)は創立記念日でした。式典後に、講演会を実施しました。

  演題  「国際協力としての難民支援:日本の創意工夫を求めて」
  講師  国連難民高等弁務官事務所駐日事務所副代表 岸守一(きしもりはじめ)氏

 これまでの難民支援の実際について映像を交えつつ、「思いやり、忍耐、勤勉」という日本人の美徳を活かしながら確実な成果を追求するという具体的な話に、多くの生徒たちが感銘を受けていました。氏は会場から多数の質問を引き出すのがうまく、さらに講演終了後の控え室である校長室にまで何名かの生徒が来て直接話をするなど、盛会のうちに終了しました。