第1学期始業式が行われました

 第1学期始業式が行われました。4年ぶりに3学年が集まっての始業式です。校長式辞では、「桜染め」のお話を聞くことができました。

 桜染めは桜の木の皮から抽出した染料で染めた、淡いピンク色の染め物だそうです。これに使う木の皮は、花が咲く直前の3月のものでないといけないとのことです。なぜなら、桜の木は花の色を木全体で蓄えており、つまり開花前は木全体があの美しい花の色になっているからです。桜は1週間の開花期間のために、1年間をかけて色を蓄えているのです。

 校長先生は桜染めの話を通して、生徒の皆さんも一人一人異なる自分の色味を蓄えて、進路へつなげられるような高校生活を送ってほしい、一日一日を大切に過ごしてほしいと願っておりました。

 1年後の春、生徒の皆さんが美しい花を咲かせることができるのを楽しみにしています。