文字
背景
行間
スーパープロフェッショナルハイスクール(SPH)事業
FP検定3級講座終了報告
および検定3級受験終了報告
SPH事業 金融教育を通した「金融リテラシー能力」の育成プログラムにおいて、ファイナンシャル・プランニング技能検定3級(以下FP3級)講座 全10回を実施しました。
令和2年11月22日(金)から令和3年1月22日(金)までの間、7時限目や放課後等を利用して、10回の講座を開講しました。本年度も、本校の非常勤講師である加藤孝宏先生に講師をお願いしました。
参加者は3年生の希望者42名で、本年度は昨年度の倍以上の生徒が受講をしました。例年より就職試験の日程が1ヶ月遅かったため、講座のスタートも1ヶ月遅くなってしまいましたが、加藤先生の熱いご指導の下、生徒たちは短期集中で熱心に取り組んでいました。
本年度は、より実践的な講座内容となり、講義の他に問題演習や問題解説の時間も多くありました。
1月24日(日)に、受講者のうち38名が実際にFP3級を受検しました。合格発表は3月の卒業式後になりますが、自己採点をし、すでに合格を確信している生徒もおり、みんなで結果を楽しみにしています。
生徒たちはこのFP3級の学習をきっかけに、金融経済により興味を持つことができたと思います。そして卒業後も、単に資格を取得することにとどまらず、身につけた知識をもって自らの人生を切り拓いていってくれることを望みます。
企業・大学との連携による「起業家精神」の育成
自身の会社の経営方針から仕事観、起業家として必要なもの、アントレプレナーへの心意気などを講演いただきました。「起業」や「社長」を改めて理解し、将来の希望となる講演会でした。
企業・大学との連携による「起業家精神」の育成
体験授業として「「起業」と企業家精神」を受講し、データや文献など利用し、「起業」についての分析を学習し、企業家精神を発揮した具体例から企業家について専門的な学習を行いました。大学の専門的な講義を受けることで、学習の意義を深く認識するとともに学習の幅も広がりました。
自分の意思を的確に伝える「英語によるコミュニケーション能力」の育成
今回は、11月26日(木)の7限目に、1年生対象で行った講演会について報告します。昨年度に引き続き、栃木県国際交流協会のご紹介で、県内で通訳ガイド等で活躍されている平野聖乃様にお越し頂き、40分程度の講演会を催しました。平野様は、ハンガリーナショナルチーム選手団の通訳や国際交流協会での講師などを務められている方で、選手団通訳時の体験談や、浮世絵を用いた日本文化の英語での説明、効果的な語彙力の向上法など、内容豊富な講演会となっていました。特に、英語の学習に関しては生徒達の学習の一助となったものと考えています。以下に示す画像は、講演会の様子です。
今回の講演会は、教員の立場からも非常に参考になるものでした。平野先生、非常にためになる講演を有り難うございました。 (文責 英語科主任 宮下慎太郎 )
企業・大学との連携による「起業家精神」の育成
体験授業「電子カルテシステム体験」模擬授業「組織で求められるリーダーシップのありかた」を受講し、起業にあたっての資質や能力の伸ばし方、思考力を学ぶことができました。また、高度な学習機会の重要性も確認することができました。
国際交流を通した「グローバルな視野」の育成
11月18日(水)に、昨年度、台湾研修に参加した生徒から、1学年の生徒へ研修の報告会を行いました。
研修に参加するなかで学んだことや、感じたことなどを具体的に話してくれました。また、実際に現地で旅行業者の方に、旅行プランのプレゼンを英語で行った時の再現もしてくれ、語学のスキルも存分に発揮してくれました。
最後には、研修やこれまでのSPH事業をとおして自分がどう変わったか、その上でどのような進路決定をしたかをそれぞれ話してくれました。1年生にとって、身近な先輩方の話は、これからの自分たちにとって、とても貴重な経験となったことと思います。
自分の意思を的確に伝える「英語によるコミュニケーション能力」の育成
今回は第2学年の取り組みを紹介します。現在、リサーチ&プレゼンテーションの準備として、グラフや統計資料の説明に関する表現などを学習しています。本時は、フリーテーマでグラフを作成し、それをペアワークで説明し合うという活動を行いました。以下に示す画像は、商業科2年4組の授業の様子です。
前時に使用したワークシート 図表説明で使用する語句を学習
ALTの説明を聞きグラフ作成
各自フリーテーマでグラフを作成し、ALTとJTEの助言を受けながらその説明文を作成します。
ペアで自分が作成したグラフを説明し、パートナーがそのグラフを複製します。
「睡眠時間」等のスタンダードなトピックだけでなく、「1週間の自分のテンションの変化」等ユニークなテーマでグラフを作成し説明している生徒もおり、興味深い授業となっていました。(文責 英語科主任 宮下慎太郎)
自分の意思を的確に伝える「英語によるコミュニケーション能力」の育成
① After corona, students should continue having the option for online classes.
② Modern technology is decreasing our communication skills.
③The government should ban single use plastics such as straws, forks, and bags.
サンプルを示し最終目標を確認 ALtの助言を貰いながら、まず意見をまとめます。
自分の意見を根拠づける資料や記事を検索します。JTEのチェックも受けて作業を進めます。
テーマもなかなか難しいものなので、生徒達は資料を探すのに苦労していました。ALTからは、適切な情報源についての説明もあり、特に4年制大学に進学する生徒達にとっては、今後レポートを書いたりやプレゼンテーションを行う際に役立つものであると考えます。(文責 英語科主任 宮下慎太郎)
自分の意思を的確に伝える「英語によるコミュニケーション能力」の育成
宇商の制服について意見交換 ALTによるリスニング活動 自分の意見をまとめます。
ALTのサンプル英文を元に書いた意見をパートナーに伝え、パートナーはそのメモをまとめます。
ラストトピックは"No Writing" で即興で行い、終了後相手の発言を思い出しながら英語にまとめました。
1つのトピックにつき、書く活動と話す活動を合わせて10分程度で行いました。トピックによっては理由付けが難しいものもありましたが、辞書を使いながら意欲的に発表などに取り組む事が出来ました。
SPH事業発表説明会
10月24日(土)に行われた
第30回 全国産業教育フェア大分大会
スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール事業発表会
に、本校の代表生徒が参加してまいりました。
本年度は、コロナウイルス感染症の問題から、インターネット上での動画というかたちでの参加・発表となりました。
研究指定最終年度の9校の生徒がそれぞれ、学校での企画・研究成果等について発表を行いました。
あわせて、ポスター展示も行われました。
動画発表後は、オンライン協議(各校発表生徒たちによる協議)が行われ、本校生徒はそこでも素晴らしい受け答えで、意見交換等を行うことが出来ました。代表生徒として大変立派なものでした。
今回の発表会は、本校の取り組みを全国の方々に知っていただく、重要な機会となったことと思います。また、今回の発表会についてご協力いただいた関係の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
下記に、リンクを掲載いたしますので、特設HPもぜひご覧ください。
特設HP: さんフェアおおいた2020