2020年6月の記事一覧

自分の意思を的確に伝える「英語によるコミュニケーション能力」の育成

    この記事では、3年生の取り組みを紹介します。前の週の活動を踏まえて、今週は web上で、ある意見について自分はどういう考えを持っているのか(賛成意見・反対意見)、また他人の意見に対してどう考えるかを述べるという活動を行いました。手順は以下の通りです。
 
 ① 事前練習として、提案を示す "We should ~ " の表現を確認し、Topic に対して応答する。
 ② 相手の提案に対して、賛成及び反対の応答の仕方を確認する。
 ③ Chrone を用いて、"yoteachapp.com" を起動する。
 ④ 4 ~ 5人のグループごとに、計8個のトピックが指定され、それについて web のチャット形式で
   意見を述べ合う(感想や意見を入力)。 

                      
      各自のワークシートで提案などの表現を事前に Practice!          今回使用した yoteachapp. の画面
     
           
    Web グループ内で、各トピックについて意見や感想をシェアし、チャット形式で活動を行いました。
 
【 今回のTopic 例 】 We lost the classroom key.  /  Our school needs mone to buy more paper. etc. 

     今回は以上のような Topic で活動を行いましたが、生徒にとってなかなか Challenging な Task だったようです。第3学年の目標は、Discussion であり、本日おこなった活動はそれにつなげる活動として有効であると考えています(なお、今回の画像は商業科3年5組です)。

自分の意思を的確に伝える「英語によるコミュニケーション能力」の育成

  この記事では、1年生の取り組みを紹介します。1年生では第2回目・3回目の授業で各自スクリプトを作成し、それを相手にスクリプトを見ないで伝えるという活動を行っています。今回は、"Write some sentences about something you've done recently"  "Write some sentences about something you plan to do soon" というテーマで、過去形及び未来表現を使用し、相手に伝えるという活動を行いました。また、相手に伝えるだけでなく、聞き手は英語で話のポイントをメモするということで、Speaking 及び Listening の基礎的なトレーニングを行うことが出来ました。  以下の画像は、情報処理科1年6組の授業の様子です(なお、感染症対策のため、マスク着用かつ短時間でのペア活動を行っています)。

                
    JTE 及び ALTによる板書指示  ALTによる机間指導         隣の座席の人とペアワーク
                
    メモの仕方を参考に、積極的に自分のことを伝え、また相手の話をまとめることができました。

 今回は活動内容を考慮し、各ホームルームで授業を行いました。今後も、スピーチやプレゼンテーション活動を視野に、基礎的な授業実践を行っていきたいと考えています。

SPH 第1回運営指導委員会

 6月23日(火)に実施されました。
 「信用が資本の人づくり」をテーマに取り組んできたSPH事業が、いよいよ今年で3年目となります。最終年度の計画等について、各担当から報告が行われ、指導委員の方々からご意見をいただきました。今後も、地域を支える人材を育成するということを念頭に、宇都宮商業高校が他の商業高校のモデルとなるような取り組みを今年度も実施してまいります。

     

自分の意思を的確に伝える「英語によるコミュニケーション能力」の育成

    第3学年は、2年次までの『スピーチ・プレゼンテーション』の取り組みを元に、より即興性のある英語力の向上を目指し、メインの活動として『ディスカッション』の取り入れた活動に取り組むことにしています。今回は、その予備的な授業での取り組みを紹介します。写真は、前回と同じく商業科3年5組です。

① ALTの例を参考に各自がクラスメイトが興味を持つと考えるトピックを考え、用紙に記入します。
  以下はその例です。
 〇  Uso should raise chickens in the garden. ( ALT's Example )
    〇  We should hold a chorus competition. 
    〇  Schools should be closed if it rains.   etc.
② そのトピックについて、各自が Positive Point と Negative Point を1つずつ考え、書き出します。
③  その後列ごとに、各々の用紙を回し、同じように Positive & Negative な面を書いてもらいます。  
  今回は、各自4人の人から意見を記入してもらいました。
④   最後に、まとめとして ”Best Positive Answer” と "Best Negative Answer" を選び、その理由も考え   
  させます。

 
      
          JTE と ALT のアドバイスを受けながら、トピックの設定や考えをまとめていきます。 
  
                         
     スクリーンには、ALTからのサンプルや指示を表示。 同じ列の人から意見を書いてもらいます。
  
 今後もこのような準備活動を重ねながら、より即興性のある英語運用能力を養っていけるよう取り組んでいきたいと考えています。

自分の意思を的確に伝える「英語によるコミュニケーション能力」の育成

    今回は3年生の授業について報告します。今回の授業は、約3ヶ月ぶりのALTとの授業であり、臨時休業中 ( Coronacation ) の出来事や、どう過ごしていたかを、約100 words の英語でまとめるという活動を行いました。Web 上に設定されたクラスのページに、ALTの指示に従って入力をしていきます( 約20分 )。その後、完成した全員のメッセージを画面に提示し、コメントや質問を入力し、それに対して応答するというものです。3年生ということもあり、辞書をうまく活用したり、ALTやJTEに質問をしながらスムーズに活動をすることが出来ていました。以下の画像は、商業科3年5組の授業の様子です。

                
      ALTにより、本日の活動内容とやり方の指示を受けます。  JTEの補助を受けて英文を入力。
 
    
  辞書を使いながら時間内に英文を完成。画面上には、クラス全員のメッセージが表示されます。
  自分の出席番号+3・+5のクラスメイトの英文に目を通して、コメントや質問を入力しました。

 今年度は、face to face の活動ではなく、このように Web やパソコンを利用した活動を多く取り入れることになると考えられます。

自分の意思を的確に伝える「英語によるコミュニケーション能力」の育成

 長期にわたる臨時休校期間が明け通常登校になり、授業も本格的に行われるようになってきました。英語科では、SPH事業の取り組みの中で、ALTの協力のもと、1年次は会話・スピーチ、2年生はプレゼンテーション、3年生はディスカッションを中心に活動を行っていく予定です。ただ、グループでの活動が制約を受ける中での授業実践となるので、工夫を重ねて英語力の向上に取り組んでいきたいと考えています。

 今回は、1年生の ”Making Your Own Profile  Online”という取り組みを紹介します。内容はWeb上に設定されたクラスごとのページに、自己紹介シートを作成するものです。誕生日・得意なこと・好きなこと・クラスメイトへのメッセージ等を英語で入力します。各個人の Profile 完成後は、その Profile の中身に関して、さらに英語で質問を入力し、情報交換をすることになります。以下の画像は、情報処理科1年6組の授業の様子です(なお、2年生でも、Introduction として同様の活動をしています)。それぞれが、工夫をして英文を作成し、意欲的に取り組むことができました。クラスメイトへの質問もしっかりと行うことができていたようです。
                  
  クラスごとの Web Page           中央モニターのALTの指示に従って、Profile を各自作成します。
          
   辞書を使いながら作成     全 Profile が画面上に表示           Profile を読んで質問を入力!