家庭科授業紹介

衣・食・住・保育・福祉など生活全般について実験や実習を通して学びます。知識・技術の向上を目指す人が、2・3年次で選択科目を履修します。


《家庭基礎》

 人の一生と家族・家庭及び福祉、衣食住の生活の自立と設計、持続可能な消費生活・環境、ホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動について 学びます。被服製作技術検定4級、食物調理技術検定4級取得を目指します。1年次に全員が履修します。


《ファッション造形基礎Ⅰ・Ⅱ》
 被服構成、被服材料、洋服の製作の基礎、和服製作の基礎について学びます。その他、浴衣やスカート製作などを作ります。被服製作技術検定3級・2級の取得に取り組みます。3級ではハーフパンツを70分以内に仕上げます。2級ではシャツブラウスを3時間以内に仕上げます。


《ニットデザイン》

 かぎ針編みと棒針編みの基礎、レース編みについて学びます。


《フードデザインⅠ・Ⅱ》
 調理の基本、食品の特徴・表示・安全、栄養素のはたらきと食事計画、テーブルコーディネート、フードデザイン実習、食育について学びます。その他、和・洋・中などの料理をたくさん作ります。食物調理技術検定3級・2級の取得に取り組みます。3級では指定献立を50分以内に仕上げます。2級では弁当を50分以内に作ります。献立も自分で作り、栄養のバランスを考えます。

 


《染色デザイン》

 染色についての基本的なことを学び、紙や布を染めていきます。身近な生活のさまざまなものに染色をすることで、染色の基本を身に付け、オリジナルの作品を制作します。

 

 


《服飾手芸》

 刺繍の基礎基本やビーズアクセサリーや、レジンなど各種手芸の基本を学びます。

 

 


 《製菓実習》

 製菓の道具の基本、和菓子や洋菓子の基本について学びます。和菓子では粒あんやこしあんのづくり、洋菓子では焼き菓子の実習を行います。

 

 

 


《食文化》

 食文化とは何か、日本と世界の食文化、米・小麦の主食文化について学びます。さまざまな主食中心に実習を行います。

 

問題

 太巻きずしなどに入っているピンク色の甘い「でんぶ」ですが、

原材料はなんでしょう。

 

 

下正解は下の「…」をクリックしてください。 

 正解

 白身魚の 「 たら 」
 

 〈作り方〉

  ゆでて細かくほぐし、味付け・着色をし炒り煮にします。
  ぜひ、作ってみてくださいね♪


《マナー研究》
 2年次では検定合格を目指し、マナーの基本を学びます。冠婚葬祭のマナーやビジネスマナー、暮らしのマナー、服装のマナー、テーブルマナーを身に付けます。

 3年次では社会人として身に付けておくべきマナーについて実習を交えながら学びます。面接のマナー、敬語の使い方、電話の応対マナー、手紙の書き方、贈答のマナー、食事のマナーなどを身に付けます。


《マナー基礎》

 面接のマナーや外出先でのマナー、社会人としてのマナー、人生の節目のしきたり、食事のマナーについて学びます。日常生活の中で知っておくべきマナーやエチケットについて、実習を交えながら身に付けます。


問題

おじぎには3種類あります。3種類答えられるかな?

 

下正解は下の「…」をクリックしてください。

 正解 

 ①会 釈(15度)
  軽いあいさつ、軽い一礼。
  目線が合ってすれ違うときなど。

 ②敬 礼(30度)
  さまざまな場面で一番使うお辞儀。
  授業や式典の始まりや終わり、お礼などを言うときなど。

 ③最敬礼(45度)
  深々と頭を下げるもっとも丁寧なお辞儀。
  謝罪などのとき。


《生活と福祉》
 人の一生と生活・健康、高齢化の現状と高齢者の特徴、看護・介護の実習と生活支援、高齢者支援の法律と制度について学びます。ベッドメーキングなど実習を通して、介護される側の気持ちになって、どうしたらいいかを考えます。


《保育基礎》
 子どもの保育、子どもの発達、子どもの生活と養護、子どもの福祉、子どもの文化について学びます。実際に乳幼児と触れ合う活動を通して、乳幼児の発育・発達・生活・保育などに関する知識と技術を身に付けます。保育技術検定4級の取得を目指します。
《保育実践》
 子どもの表現活動と保育、子育て支援と保育、保育の活動計画と実践について学びます。実際に乳幼児と触れ合う活動を通して、乳幼児の発育・発達・生活・保育などに関する知識と技術を身に付けます。保育所での実習もあります。保育技術検定3級の取得を目指します。

《伝統文化》
 茶道の基本や和服の着付け、華道の基礎について学習します。日本古来の立ち居振る舞い、作法などの伝統文化を、実践を通して身に付けます。