芸術科授業紹介

音楽
歌唱や楽器演奏、鑑賞、創作といった音楽活動の感性や表現力を高める活動を通して音楽の教養を深めます。


《音楽Ⅰ》

 中学校で学習した内容を踏まえ、音楽全般について広く学習します。歌唱では他言語の作品に触れ、楽曲の作られた背景を学習し、日本の音楽との関連や共通の文化も探ります。また、楽譜を読み、楽曲のもつ特徴や雰囲気を感じ取ります。器楽ではアルトリコーダーやミュージックベルの合奏を通して、表現方法を考えながら演奏技術の向上を目指します。鑑賞では時代や楽器による、音楽の聞こえ方の違いや特徴を学びます。


《音楽Ⅱ》

 音楽Ⅰの内容をさらに深め、音楽全般について広く学習します。幼児教育向けの弾き歌いも行います。より深い楽曲を鑑賞できるよう、作品解釈についても学びます。創作や楽曲紹介をして、自ら音楽の知識を深める活動も行います。


《ソルフェージュ》
 楽譜の読み書きや音の聞き取り、メロディーを歌うことやリズム打ちをする訓練を行います。音楽に関する基礎的な能力を養います。


《声楽Ⅰ・Ⅱ》
 基礎練習を重ねながら歌唱曲全般を学習します。イタリア歌曲やドイツ歌曲、合唱曲などを歌いながら、良い声の出し方を研究します。


《器楽Ⅰ・Ⅱ》

 ヴァイオリンの演奏技術を学びます。基礎練習や合奏を通して楽譜を読む力の向上と、演奏に関する知識について学習します。 
 

《音楽理論》
 音楽に関する基礎的な知識や法則を学びます。読譜や楽曲分析のための楽曲や、和音構成の規則など、専門的な分野で生かせる内容です。
 
 
 
 
 
美術
絵画や素描、陶芸、ビジュアルデザインといった創作活動を通して美的体験を豊かにし、創造的な表現と鑑賞の能力を伸ばして、美術の教養を深めます。
《美術Ⅰ》
 中学校の美術を踏まえ、絵画・彫刻、デザイン、映像メディア表現の3つの領域を通して、美術の表現と鑑賞について学びます。鑑賞では、視点を豊かにしながら、美術作品やその働き、美術文化についての見方、感じ方を深めます。
《美術Ⅱ》

 美術Ⅰの学習を踏まえ、絵画・彫刻、デザイン、映像メディア表現の3つの領域を通して、深く美術の表現と鑑賞を学びます。鑑賞では、より多様な視点から考え、見方や感じ方をさらに深めます。


《素描Ⅰ・Ⅱ》

 鉛筆を使い分け、表現する技術を学び、デッサンをします。また、作家や互いの作品を鑑賞し、主題や意図、書き方の工夫や材料の活用や効果等について考察します。


《絵画Ⅰ・Ⅱ》

 主に油彩画の幅広い表現技法や材料、道具について学びます。鑑賞では、作家や他の生徒の作品について、良さや美しさを感じ取り、感性を磨き、見方や感じ方を深めます。


《ビジュアルデザイン》

 レタリングや平面デザイン、イラストレーションなどビジュアルデザインの基礎を学び、伝達目的に応じた創作的な表現に関する資質と能力を高めます。鑑賞ではビジュアルデザインのもつ機能などについても考え、見方や感じ方を深めます。

 


《クラフトデザイン》

 陶芸、金工、木工などクラフトデザインの基礎を学び、美的な造形性や機能性に応じた創作的な表現に関する資質と能力を高めます。鑑賞では、作品を見るだけでなく、実際に使うことを通して、作品の良さや美しさを味わえるように見方や感じ方を深めます。

 


《美術史》

 日本や東洋、西洋、現代の美術と文化など、美術の変容に関する学習を通して、造形的な見方・考え方を働かせ、伝統や文化、その価値を尊重する態度を養います。