清風高校ニュース

第1学年 高大連携・郷土学習

 10月27日(木)、本校1年生が高大連携や郷土学習を体験しました。
 
 
・・・・・高大連携・・・・・

 普通科の生徒は、足利工業大学において、模擬・体験授業、学食体験、施設見学を体験しました。
 
 大学の授業の楽しさを味わい、特に理数系に対する関心をもつとともに、大学のキャンパスライフに触れることで、一人一人の進路意識と学習意欲を高めるのが目的です。
 
 模擬授業は次のようなものでした。
 
 生命学系「夢の内容を見る方法?」では、ロボットハンドの仕組みに聞き入り、「神経工学」という新しい学問の一端に触れました。
 
 建築・社会基盤学系「なぜ木造住宅は30万棟も壊れたか!」では、阪神淡路大震災を例に、地震に負けない家づくりについて学びました。
 
 土木水理実験施設では、ゴム長の胴衣を着て、水害発生時における水の抵抗を体験しました。
 
  生徒たちからは、
 「普段は触れることができない生の大学の空気に触れ、進路選択にとても役立った」
 「大学はすごく設備が整っていて、本格的にその分野に取り組めることがわかった」
 「全体的に自由でとても楽しそうだった」
 「大学はひたすら勉強をしているのかと思ったが、実際は実験をしながら論理を考えていくというものだった」
 などの感想が聞かれました。
 
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・・・・・郷土学習・・・・・
 
 商業科・情報処理科の生徒は、日本最古の学校である「足利学校」で、郷土学習を体験しました。
 
 内容は、
○ 足利の歴史と3つのナンバーワン――経済における織物、政治における足利氏、文化における足利学校――の話
 
○ 足利氏の家系のなかの足利泰氏と、本校の敷地にあった智光寺との関係の話
 
○ 論語の素読
 
○ 中庸の話
 などでした。
 
 生徒たちは、
 「世の中によく知られていることが、足利と深い関係にあるということがわかりました」
 「思っていた以上に、足利の歴史や足利学校についてくわしく聞くことができ、とても充実した時間でした」
 「論語は人として大切なことがたくさん書かれているので、自分を見直すことができました」
 「論語を須永先生といっしょに読み上げたとき、自然と心がやすまった感じがしました」
 などという感想を寄せており、地域の歴史・伝統・文化に対する理解を深め、人としてのあり方や、コミュニケーションについて見つめなおすことができたようです。
 
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