活動報告

2021年1月の記事一覧

弓道部・活動報告


日光の山々が雪化粧される前に、弓道部も冬の稽古の準備を進めました。今年度は、射場の防風シートを取り替えました。昨年までの防風シートは汚れと劣化が激しかったため、見た目の悪さと安全面がどうしても気になってしまいました。これを改善するために、部員全員で丁寧に窓部分を切り抜いたり、シートを組み合わせ作成しました。昨年よりも光を道場内に入れることができ、練習する環境が向上しました。

 また、新型コロナ感染症予防対策にも十分に気をつけながら練習に取り組んでいます。一般に弓道はお互いに射型の改善点を指摘し合い、矯正していきます。友人からのアドバイス真はもちろん重要ですが、“自分自身で射型を見つめ直し、上達のために何をすべきか考えて稽古する”ということにも取り組みました。射手にしかわからない感覚や、矢飛・矢所からも射型の改善点は見いだすことができます。「教え合うこと」と「自分で考える」ことのバランスをとりながら射技の上達に努めています。

 三学期は予定されていた大会の中止・延期がありました。練習の成果を発揮する機会が少なくなりましたが、どのような状況下であっても日々の努力は積み重ねていきたいと考えています。

 

 《来年度、弓道部に入部したい・興味があると考えている人へ》

 本校の弓道部は、中学校から経験者もいますが、半数以上は高校から弓道を始めました。上達のスピードの差を気にする未経験者は多くいますが、弓道は“素直さ”と“稽古への意欲”があれば、どんどん上達していきます(経験者は今までの経験値がありますが、未経験者には射型に悪癖がないため吸収力があります)。決して大きな道場とはいえませんが、高校で弓道をやってみたい!と心に決めている人は、春、弓道部を見学しに来て下さい。男女、経験者・未経験者ともに大歓迎です。一緒に全国大会出場を目指しましょう。