保護者対象進路研修会
12月18日(水)、本校卒業生保護者お二方を講師にお招きして、「保護者対象進路研修会」を行いました。とても貴重なお話をいただき、有意義な研修会となりました。講師の増渕様、稲川様、参加保護者の皆様、ありがとうございました。以下、講演の内容と参加者の感想の一部を載せました。
≪増渕様より≫ 株式会社三和電機に就労
・在学中に、一般就労・A型事業所・就労支援センターなどいろいろ調べた。話をよく聞いてくれ、長くいてもらいたいと言ってくれたので就労を決めた。
・出勤が難しいときは、会話を大切にし、プラス思考になる声掛けをした。親も就労先に相談して、就労先と仕事の内容について話し合って改善できる点は改善できた。
・休日は、友達と遊んだり、一人の時間(ゲームや読書、ジム通い)を楽しんだりしている。
・給料は一緒にATM操作をして下ろし、本人と使い道に合わせて仕分けをしている。
・親もチャレンジセンターや学校など、色々な所に相談することが必要。
・卒業までに、基本的な挨拶や朝きちんと起きる習慣などが身に付くとよい。
・将来は自立できるよう、洗濯や料理などの基本的な生活力をさらに身に付けていきたい。
≪稲川様より≫ 益子マインドの生活介護を利用
・放課後等デイサービス・日中一時支援事業・職場体験・産業現場等における実習等を重ねて、慣れている施設を信頼と安心感で決めた。
・PTAの地区活動で、施設見学やランチ会などで情報交換や先輩保護者からアドバイスや経験談を聞き、生活介護施設の情報収集をした。
・登所が難しい日が続き、施設に相談して、本人の好きな活動、見通しをもちやすくする取組やツールを取り入れてもらうことができた。朝は音楽や絵カード、言葉かけ、一緒にジャンプなど、楽しい雰囲気を作り気分が登所に向かうようにしている。
・休日は本人の好きなこと(ドライブ)を十分して平日とのメリハリをつけている。
・卒業までに、健康なお子さんでも主治医を探しておくと卒後の障害年金などの申請時にスムーズ。ノートなどにうまくいかなかった状況等をメモしておくと役立つ。
・将来はグループホーム入居を考え、グループホーム併設の生活介護施設も併用している。慣れたら短期入所も利用し将来につなげたい。
≪参加者の感想≫
・一般就労後、問題を乗り越えている話に勇気をもらった。
・チャレンジセンター、グループホーム、障害年金、生活介護の手続きや計算などの情報が勉強になった。
・家族から就労先や利用施設へ、相談や提案の大切さを感じた。
・卒後も学校の先生に相談できることが分かり良かった。
・子どものにとっての幸せや人生の目標等を考えさせられた。障害がある方が住みやすい社会になってほしい。
・将来の不安が少し取り除けた。もっと調べよう、見学しようと思った。
・今すべきこと、必要なこと、朝起きられないときの対応、困ったときの相談体制作りなどとても参考になった。
(C) 2013 Mashiko special needs School
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