進路指導室より

保護者対象進路研修会


1月22日(火)、本校体育館にて保護者対象進路研修会が開催されました。

本校の卒業生保護者である若林健吾様と樋山弘子様を講師としてお招きし、ご講演していただきました。

       

若林様は、卒業生である粋美さんの益子特別支援学校への進学決定から、卒業後の進路決定までの紆余曲折を話してくださいました。
本校に進学し、様々なことを経験する中で粋美さんは自信をつけることができ、高等部2年生、3年生で行われる校外での実習では一つの職種、企業に限定せずに様々な場所へ実習に向かい、どのような仕事が自分に合っているのかを模索したようです。
最終的な進路決定は本人の意思を尊重し、利用者さんに「ありがとう」と言ってもらえることがとても嬉しかった介護支援施設に決定したそうです。

       

樋山様は、本校卒業生である拓夢さん、達也さんの在学中や卒後の様子だけではなく、障害者年金の申請について実際に申請した様式をご持参していただき、ご説明をしていただきました。
書式には生まれてから現在までの様子を記載するだけでなく、病院で書いていただく診断書の添付や市役所での申請等のご苦労をお話くださいました。


       

また、お二方に共通した話題として「余暇の過ごし方」がありました。
仕事や施設への通所から帰宅後、そしてその後より良い人生にしていくために必要な
余暇の過ごし方について、何か趣味や楽しみがあると良いとありました。

お忙しいなか御来校、またご講演いただいた三名の方に感謝申し上げます。