2015年7月の記事一覧
支援部 第2回 育児学級
7月22日(水)、今年度2回目の育児学級を行いました。特別支援学校センター的機能充実事業の一環として夏季研修会「盲学校からの発信2015」を開催し、各学校・機関から15名の方に参加いただきました。午前の部では「見えにくさのある子どもの理解と支援について」と題し、見えにくさを理解するために、シミュレーションレンズを装着して文字の読み書き、地図の解読、色のコントラストや作図の体験を行いました。ピンぼけや白濁、視野が狭い状態で物を見ることは想像以上に困難で、それを補助するためには、適切な対象拡大や図と地のコントラスト、単純化とノイズの除去などの工夫が必要であることをお話ししました。午後の部では「見えにくさに対応した教材・教具の活用の実際」というテーマのもと、まずは本校の幼小部の教室の様子を通して、子どもたちが安心して学び・暮らせる環境整備の工夫について見ていただきました。その後、授業等で使用しているおもちゃ・漢字等の教材・書見台・拡大読書器・単眼鏡などについて説明し、実際に使っていただきました。参加された方の中には、視覚に障害のあるお子さんと関わりのある方も多く、「見えづらさの理解ができた」「支援や指導の際に参考にしたい」との感想をいただきました。
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