2016年2月の記事一覧
送別会(中学部)
2月25日(木)に生徒会主催の送別会が行われました。在校生は、卒業生に贈る歌や一緒に歌うを決めて練習したり、教室の飾りを作ったり、約1ヶ月間、準備を重ねました。当日は、卒業生から「黒ひげ危機一髪ゲーム」提案され、笑いと歓声が広がる楽しい時間になりました。
メニューに戻る小学部 社会の授業(3年生)
小学部3年生の社会では、「古くから受けつがれてきたものを調べよう」という学習を行っています。盲学校のある宇都宮市の城山地区で、古くから受け継がれてきたものの一つ、城山西小学校の孝子桜について調べています。学校の図書館にある本で調べてもわからないことは、「古賀志の孝子桜愛護会」の会長である北條将彦さんにインタビューして、教えていただきました。
孝子桜の樹齢や孝子桜を守るためにどんなことをしているのかなど、とても分かりやすくお話してくださいました。みんなにきれいな桜を見てもらうために、地域の方たちは人目につかないところで一生懸命活動していることを知りました。「みんなに『きれいな桜だ』と言ってもらえることが、ご褒美です。」「人目につかないところで、こっそりいいことをやっているのは愉快です。」という言葉が、とても心に響きました。メニューに戻る
小学部 理科の授業(6年生)地層調査
学校から約1kmの場所にある日枝神社の東側斜面に、地層調査をできる場所があります。点字教科書ではイメージしにくいものを、実際に体験してみることにしました。
まず、鈴入りのボールを投げておよその高さを把握しました。そして、ロープを使って斜面を登りました。
鹿沼軽石層(鹿沼土)の上に火山灰層があります。その境目を触って確認しました。鹿沼土の粒は簡単に粉状になること、火山灰層は小さくした粉が大きめであることなどもわかりました。
ロープを使った斜面登りもよい体験になったようでした。メニューに戻る
花の宅配便事業(フラワーアレンジメント教室)
日本フラワーデザイナー協会では、盲学校生に花に触れて、鑑賞してもらう「花の宅配便事業」を行っています。申し込みをしたところ、今年は中学部生と高等部生向けにフラワーアレンジメント教室を行うことになりました。
2月23日(火)、講師の先生が6名来校し、花の種類、花の長さの決め方、花をさす順番などを丁寧に教えてくださいました。全員が初めての体験でしたが、スポンジのどこに花をさそうかと考えながら、真剣な表情で花を1本1本さしていました。作品ができあがると、「楽しかった。」「気持ちが明るくなった。」「花のさし方が勉強になった。」「趣味にしてみたい。」などの感想が聞かれました。同じ花の材料でもそれぞれの個性があふれる作品になりました。作品は職員玄関や中高昇降口に展示し、保護者の方々や来校者の方々に楽しんでいただくことができました。
進路指導部 実習報告会
2月19日、産業現場で実習を行ってきた生徒たちによる報告会が行われました。
今回は実習実施生徒数が少なく、報告の場に立った生徒もわずか3名(1名は実習継続中)でしたが、参観保護者や中学部の後輩から発表者に対して多くの質問が投げかけられ、活気のある報告会となりました。中には答えに困るような質問や、就労の意義を問うような深い質問もあり、生徒たちにとっては、ただ報告を行うよりも学習成果の理解深化が促されるよい機会となったようです。
発表者の感想の中から、特に印象深かったものを挙げておきます。
・飲食店(カフェ)での実習であったが、お客様が来ない時間帯が長く、待っていることがつらかった。けれど、待つことも大切な仕事なのだということが分かった。
・障害者支援施設で軽作業をしてきた。他の利用者は自分とは異なる障害をもつ方が多く、関わり方に少しとまどった。
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