生産機械科3年 CAD実習 4週目

生産機械科3年 実習紹介


 本日は昨日に引き続き生産機械科3年生の「実習」から「CAD実習」の4週目についてご紹介します。

 前回からSolid Worksというソフトを使用して3次元のCADについて学んでいますが、今週は前時の復習をした後、投影図作成、アセンブリ(組立)の使用方法を学び、文字彫刻や着色について学んでいきます。
 まずは前の時間の復習です。操作方法の確認をしながら、丁寧に描いていきます。

 前回の課題を作成

 作成した図面を投影図に変換してみます。

 必要な寸法を書き込み完成

 缶とフタ、ボルト・ナット・座金をそれぞれ描き、アセンブリ(組立)してみます。

 缶とフタ


 上図の缶とフタをアセンブリ


 ボルト・ナット・座金


 ボルト・ナット・座金をアセンブリ

 新たな課題にも取り組みました。

 課題完成図

 球体を作成し、文字を彫刻・着色もしました。

 球体完成図

 CAD実習では、Auto CAD・Solid Worksの2種類のソフトを使用して、それぞれの特徴を体験しながら学ぶことができ、将来企業においてどんなソフトを使用していても柔軟に対応できる基礎知識を身につけることができます。また、ドラフターを使用した手描きの図面の大切さについてもCADを操作することで実感できたようです。
 コンピュータの苦手な生徒も、最初は難色を示していましたが、実習を終える頃には「もっと描きたい」と言ってくれます。何事も「食わず嫌い」より「まずやってみる」精神で臨んでほしいものです。

 さて、9月1日(火)よりいよいよ2学期が始まります。生産機械科の次回の実習は9/4(金)に生産機械科1年の工業技術基礎が行われる予定です。