生産機械科2年 制御実習 5週目

生産機械科2年生 実習紹介!!

 本日は生産機械科2年生が実習を行いました。今回は「制御実習」の5週目についてご紹介いたします。

 今回の内容は先週行った「工程回路」のさらに詳しい解説と「保安回路(非常停止回路)」について学習しました。
 
 まずは先週の最後に行った
 「ボタンを押すとコンベアが左行し、左端に達すると右行し、右端で止まる。」
 回路を復習しました。
 
 その後、
 コンベアの動作中に表示灯を点灯させる回路を考えました。
 
 更に今回は以下の4工程の回路を組みました。
 ①ボタン(PB1)を押すとコンベアが左行する。
 ②パレット(鉄の荷物)が左端に達すると1度停止。
 ③2秒後にコンベアが右行する。
 ④パレットが右端に達すると自動停止。

 
 継続して順番に動作している最中に万が一、人や機械に危険が及ぶ状況になった場合に、即時に動作を停止させる「保安回路(非常停止回路)」と呼ばれる回路があります。後半はこの「保安回路」について学習し、
上記の4工程に非常停止回路を追加しました。
 
 今回は赤いボタン(PB5)を押すと「非常停止回路」が働き動作を止めます。
 右の白いボタン(PB4)を押すまでは、動作ボタン(PB1)を押しても動作できません。
 「非常停止回路」が動作中はランプ(PL2)が点灯します。
 
動作中
 非常停止回路を組み込んだ動作

 さて、次回は9月17日(金産機械科1年生の工業技術基礎
についてご紹介いたします。