生産機械科2年 溶接実習 7週目

生産機械科2年 実習紹介!

 本日は生産機械科2年で実習が行われました。今回は「溶接実習」7週目についてご紹介いたします。

 今週は、ガス・アーク溶接において接合した板材を試験機で引っ張り、溶接部の耐久性(引張強さ)を調べる実習を行いました。

溶接した板材
 溶接した板材

 引張強さを調べる試験機(引張試験機)に板材を取り付けるときには、万力によって大きな力で挟みます。

引張試験機の様子
 引張試験機に板材を取り付ける様子
 
 引張試験機によって縦方向に引っ張り、破断させます。

破断した様子
 板材が破断した様子
 
 引張試験機に引っ張られた板材が、破断するまでに耐えようとする力を引張強さといい、下図のようなメーターで最大の引張強さを求めます。
 上手に溶接されている板材は溶接部以外の部分が破断するため、材料本来の引張強さが計測されます。
 それぞれが溶接した板材の引張強さを求めて、結果を考察し、まとめました。

 今年の実習は以上で終わりになります。
 次回は1月21日(金)生産機械科1年 工業技術基礎についてご紹介いたします。