生産機械科1年「旋盤作業実習」2週目

生産機械科工業技術基礎紹介

本日7/3(金)は生産機械科1年生で実習が行われました。今回は「旋盤作業」2週目の様子をご紹介します。

 「旋盤作業実習」1週目では旋盤の基本的な操作方法について学びましたが、今回(2週目)からは実際に旋盤を稼働させての切削作業になります。まずは前回の復習も兼ねてバイト(工具)のセンタ合わせを行っていきます。2週目になると生徒は自分の手で正確にセンタ合わせが出来るようになります。


    センタ合わせの様子

 続いて、先生が手本を見せるために実際に旋盤を回転させます。旋盤は高速回転でパワーがあるので、操作手順を間違うと非常に危険な機械です。手本を見逃さないよう、集中して観察していました。次は生徒たちの番です。恐る恐る旋盤を回転させ、バイトをあてていきます。

    手本を観察する様子


    回転させて操作する様子

 ゆっくりとハンドルを回しながら慎重にバイトを送っていきます。切削前は黒皮がついていた材料も、切削後は綺麗な金属の色になりました。旋盤作業実習では切削した材料を測定して、目標の寸法まで調整(切削)していくというのが基本的な作業になります。

    切削前の材料の様子


    切削後の材料の様子

 そして実習の最後には各自使用した旋盤に油をさしてメンテナンスを行い、綺麗に拭きあげて終了となります。生徒たちはこうして「機械を大切に使う」ことと、「使う前よりも綺麗にして帰る」ことを体験をもとに覚えていきます。

    油をさしている様子


    拭きあげの様子

来週【7/10(金)】も引き続き旋盤作業実習3週目を掲載する予定です。

次回は7/6(月)生産機械科3年生の実習をご紹介いたします。