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教科横断型授業の実践:数学×家庭科 「投資のリスクとリターンについて」

   本校では、探究的な学びを重視し、実社会に直結するテーマを取り入れた授業を展開しています。今回は、家庭科「家庭基礎」の経済計画の授業において、数学科の和久井教諭が協力し、資産運用をテーマにした教科横断型授業をDXラボで実施しました。         

近年、金融リテラシーの重要性が高まる中、若い世代が「お金の働き方」を理解することは不可欠です。本授業では、投資におけるリスクとリターンの関係を数学的な視点から考察し、家庭科で学ぶ「生活設計」と結びつけることで、より実践的な学びを目指しました。

「シミュレーションのグラフなどもあって投資の仕組みが良くわかった」「将来のライフイベントには多くのお金がかかるので計画的な貯蓄・運用が必要」「投資は怖いものだと思っていたが、仕組みを知ることで判断力がつくと感じた」など、学びの意義を実感する声が多く寄せられました。

今回の授業は、教科の枠を超えた学びが、社会で生きる力を育むことを示す好例となりました。本校では、今後もこうした実践を積み重ね、生徒の主体的な学びを支援していきます。