校長あいさつ

あれもこれも!貪欲に!

栃木県立小山西高等学校
校長 遠井 努

 小山西高等学校ホームページをご覧いただきありがとうございます。
 本校は、昭和61年に創立され、昨年創立40年を迎えた本県では最も若い全日制普通科高校です。若さ溢れるこの学び舎は総面積60000㎡を有し、美しい自然空間に囲まれた素晴らしい環境の中にあります。

 本校は、「知性を磨き、徳行を積み、体力を練る」という生徒指標のもと、調和のとれた人間形成を目指しています。これら三つは、それぞれが独立したものではなく、相互に関わり合いながら一人の人間を形づくっています。本校では、学力の向上を目指すだけなく、深く考え、自ら判断し、表現する力を育て、他者を思いやり、人と人との関係性を学び、社会の中で信頼される人間性を育て、困難に立ち向かい続ける力を養い、生徒が心身ともにたくましく成長していくことを目指しています。だからこそ、教室での学びに真摯に向き合うと同時に、学校行事や部活動に全力で取り組むことで、生徒は人間的に大きく成長します。仲間と共に切磋琢磨する中で培われる協調性や責任感、困難を乗り越える力は、将来必ず大きな財産となるでしょう。

 特に平成30年度より開始した自らの進路に向けて主体的に行動するという意味を込めた「キャリアクション・プロジェクト」という取組があります。このプロジェクトにおいて、自己の生き方を模索し、進路意識と学習へのモチベーションを高め、自分自身の進路実現に向けて主体的に取り組むことで、生徒は3年間を通して自らの夢を描いていきます。

 新しいことに挑戦する際には、不安や迷いが伴うこともあるでしょう。しかし、その一歩を踏み出すことでしか得られない学びや気づきがあります。成功体験だけでなく、思うようにいかなかった経験も、次の挑戦へとつながる大切な糧となります。「あれも、これも、積極的にチャレンジする貪欲な姿勢」、そのような挑戦の積み重ねを何よりも価値あるものと考えています。「貪欲」という言葉には、ともすると否定的な印象が伴うことがあります。ここでの「貪欲」とは、自らの可能性を信じ、より高みを目指して努力し続けることです。否定的な印象を払拭するくらい、生徒には自分の限界を決めずに納得するまで考え抜き、どんどん様々なことにチャレンジしてほしいと思います。
 本校での三年間が、生徒一人ひとりにとって、自分の可能性に気づき、その可能性を広げていく時間となることを願っています。また、自らを高め続ける中で、社会に貢献できる力を身に付けていくことを期待しています。

 生徒が「学ぶことは楽しい」「挑戦することは価値がある」と実感し、生徒一人ひとりにとって人生の礎となる時間となるよう、教職員一同、力を尽くしてまいります。今後とも本校の教育活動に、ご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

令和8年4月