第100回全国高等学校野球選手権記念栃木大会結果報告

【第100回全国高等学校野球選手権記念栃木大会結果報告】

日 時:平成30年7月10日(火) 第3試合
会 場:清原球場
対戦校:上三川高校

 熱中症が心配されるほどの暑さの中で迎えた夏の大会初戦。相手は昨年の夏に対戦し1-8(7回コールド)で敗れた上三川高校。昨年の雪辱戦に熱い思いで臨んださくら清修高校野球部は見事な戦いぶりを見せました。
 初回4番角の犠牲フライで先制するも、その裏すぐに1点を返され同点となり、接戦を予感させる幕開けとなりました。2回表に2点を追加し、その後は、エース笹沼の要所を押さえるピッチングで、上三川打線に得点を与えないままの展開となりました。5回表にも1点を加え、5回終了時点で4-1とリード。このままさくら清修ペースで試合が進むかと思われた矢先、6回裏に3点を返されまさかの同点。一気に試合の行方が分からなくなりました。
 ちょうどその頃空模様が怪しくなると同時に雨が降り始め、発雷もあったため試合は一時中断となりました。選手はベンチ裏で待機し、グラウンドにはブルーシートが敷かれました。観客も通路に一時避難し、天候の回復を待つことになりました。幸い、30分程で雨は上がり試合は再開、7回表からの仕切り直しとなりました。この中断がさくら清修高校にとっては、エース笹沼の疲労を回復する絶好の機会となり、残り3イニングは球速も衰えることなく、上三川打線を抑え続けました。8回表に7番藤田の3ベースで均衡を破ると、間髪入れずにスクイズで追加点。9回表にもだめ押しの1点を加え、最終的に7-4で勝利することができました。エース笹沼は147球の力投。12安打を打たれながらも4点に抑える粘り強いピッチングを魅せました。
 この試合は学校からもバス4台の大応援団が駆けつけ、保護者の方々や歴代のOB・OGの方々とともにスタンドが一丸となって選手達を応援しました。応援団の期待に応え、素晴らしい戦いぶりを見せてくれた選手達に感謝します。そして、平日にもかかわらず応援に駆けつけてくださった方々には心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。
 
  【吹奏楽部の熱い演奏】   【生徒会とダンス部による大声援】
 
  【一般生徒も大合唱】     【保護者の方々も気合い十分】
 
  【力投するエース笹沼】     【9安打を放ったさくら打線】
 
【ピンチはみんなで切り抜ける】    【勝利の秘訣は力飯!】
 
 【雨天中断で仕切り直し】     【試合再開を待つ応援団】
 
  【試合終了の挨拶】     【3時間15分の死闘を制しました】
 
   【3年ぶりの校歌】     【試合後の挨拶。おめでとう!】
 
 2回戦は7月14日(土)の第1試合。清原球場で白鷗大足利高校と対戦します。
強豪校ですが、臆することなく全力でぶつかり、勝利をつかんでほしいと願っています。さくら清修高校野球部の応援をよろしくお願いいたします。