佐野東高トピックス

修学旅行ダイアリー ~Day 1~

11月に入って早くも1週間、突然 夏が戻ってきて 驚いてしまいました。

皆さまはお変わりありませんか。

さて、今回は高校生活最大の学校行事・修学旅行初日の様子を綴っていこうと思います!

今回の修学旅行は 11月7日~11月10日 の3泊4日で沖縄県各地を巡る予定です。

 

ボリューム満点の4日間は、草木も人もぐっすり眠る4時、JR足利駅に先発隊が集合したことで幕を開けました。

その後佐野駅前にて後発の本陣と合流。

と、ここで本日最初のアクシデント・が発生。傘が負けるほどの強風も相まって波乱の幕開けとなりました。

 

さて、教職員と生徒合わせて200名を超えるメンバーを乗せたバスは羽田空港へと無事出発。しかし、ここで本日2つ目のアクシデント・首都高での渋滞に巻き込まれ空港到着が少し遅れてしまいました。

2つのアクシデントを乗り越え、栃木県立佐野東高校2年生一行 は羽田空港に到着。

 

 

 

羽田空港で昼食のお弁当を受け取り、荷物検査を受け出発準備を整えたところで本日3つ目のアクシデント・天候不順によるフライト遅延が発生。当初の予定より約50分遅れで沖縄の玄関口・那覇空港に到着しました。

 

那覇空港到着後、我々は平和祈念公園に移動し平和学習へと移行しました。

ご存じの通り、沖縄県は1945年に当時のアメリカ軍と壮絶な地上戦を繰り広げた地。その様相は筆舌に尽くしがたい惨状で、旧日本軍や当時の県職員だけでなく、多くの地元住民の生命が失われました。その数は当時の人口の約25%に上り、犠牲者の遺骨は78年経った2023年でも発見・収骨されています。

(ちなみに、2023年は11月7日時点で365名の方が発見されているそうです)

 

 

平和学習に先駆け、当時最前線で指揮を執った当時の県知事・島田叡(しまだあきら)氏や県職員への鎮魂と平和への願いを込めた “島守の塔” を見学し、その後沖縄地上戦で犠牲となった栃木県出身者を祀った栃木の塔や慰霊碑にも祈りを捧げました。

 

 

 

見学の最終地は、平和祈念資料館でした。凄惨たる状況をまとめた記録や、当時を伝える収蔵品の数々を見学し、平和への意識を高め見つめ直す時間となりました。

 

平和学習を終え、ホテルに到着し初日は無事に終了です。

保護者の皆さまには、事前の準備に加え本日は深夜よりお子様の送迎など大変お世話になりました。

3泊4日にわたる修学旅行の様子は本校ホームページに加え、9月のPTA第2学年部会にてお伝えしたClassi(クラッシー)でも随時発信していきます。ぜひご覧ください。

 

願わくば、この青い海が青いままで続きますように。

 

2日目の様子もご期待ください!