校長あいさつ


栃木県立佐野東高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。
 
 本校は、明治40年(1907年)に安蘇郡立佐野高等女学校として創立され、大正12年(1923年)栃木県立佐野高等女学校に、昭和26年(1951年)以降は、栃木県立佐野女子高等学校となり、県内有数の女子高校として発展してきました。そして、平成23年(2011年)度入学生からは、普通科・男女共学校となり、栃木県立佐野東高等学校と名称を改めました。
 今年、創立117周年を迎える本校は、これまでに29,000名を超える卒業生を輩出し、地元はもちろん、全国各地で各界をリードする有為な人材を育成してまいりました。昭和30年代につくられ、多くの生徒たちが口ずさんだとされる「青春讃歌」のチャイムの音色を耳にすると、本校の長い歴史と伝統を感じます。


 現在、本校には、充実した授業はもちろん、多彩な学校行事、高い加入率を誇る部活動、生徒会活動や学校家庭クラブ活動、ボランティア活動など多くの活躍のチャンスがあり、生徒たちは生き生きとした高校生活を送っております。様々な活動を通して、生徒同士が互いに切磋琢磨しながら、高い知性・優れた品性・旺盛な気力体力を育んでいます。

 また、本校では「佐野東高キャリアプロジェクト 啓 ~未来をひらく~」を展開しており、地域連携事業による体験的活動や探究活動を通して学びの幅を広げ、人生を主体的に生きるための将来設計能力を育むキャリア教育に力を入れております。卒業後の進路については、大部分の生徒が大学等への進学を希望しています。佐野東高校では、生徒一人一人が確かな学力を身につけるとともに、自己理解を深め希望の進路を実現するため、教職員が一丸となって支援してまいります。


 本校の校是は『啓』です。「知を啓き 心を啓き 新しい伝統の扉を啓く」という思いが込められた一文字です。本校に関わる多くの方々の深い思いを胸に、今年度のスローガンである『主体的に取り組もう』のもと、あらゆる教育活動により高い頂を目指して取り組み、佐野東高校は新しい伝統の扉を啓き邁進します。

 中学生の皆様、そして本校を応援してくださる皆様、今後もたくさんの情報を発信していきますので、是非、本校の特色ある教育活動に注目していてください。また、地域の皆様、本校は今後、地域との結びつきを一層強め、地域に愛される学校づくりを進めてまいります。どうぞ、変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。

栃木県立佐野東高等学校長  山口 信一