学校長より

                 栃木県立佐野松桜高等学校 校長 飯塚晃代


 栃木県立佐野松桜高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。
 本校は、昭和49年に栃木県立佐野高等学校から商業科が分離独立し、栃木県立佐野商業高校として、現在の佐野市出流原の地に産声をあげました。平成2年には流通経済科を設置し、さらに、平成6年には工業科である情報制御科の設置に伴い、校名も栃木県立佐野松陽高等学校に変更しました。
 平成23年には栃木県立田沼高等学校と統合し、工業、商業、家庭、福祉の4学科6クラスを有する県南地域最大規模の総合選択制専門高校となり、校名も栃木県立佐野松桜高等学校として新たなスタートを切りました。佐野商業高等学校開校以来、地域社会に貢献できる産業人の育成に努め、平成26年度には創立40周年を迎えております。
 現在、672名の生徒が学び、総合選択制専門高校の特色を活かしながらそれぞれの専門学科で、ものづくりや各種検定試験への挑戦、介護福祉士を目指した福祉施設での実習など、専門学科ならではの教育活動に積極的に取り組んでいます。
 急速な社会の変化に伴い、若者の雇用を取り巻く環境が大きく変化する中、自己の在り方生き方を考えるキャリア教育は一層重要となっております。本校は、まさしく専門教育を通したキャリア教育の実践校であるといえます。
 これからも地域や関係機関と連携し、専門的な知識・技術の習得、豊かな心の育成、健康な身体づくり等、生徒の成長と社会的自立に向け、様々な教育活動を展開していきたいと考えております。「地域から信頼される学校」、「地域から選ばれる学校」を目指し、全教職員が一丸となって取り組んで参りますので、地域の皆様、保護者の皆様には、引き続きご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。