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サイエンスラボラトリー 第1回科学実験教室(本校)
群馬大学 第1回科学実験教室(栃高)
9月29日に群馬大学でガイダンスを行い、その後科学実験教室のコースの希望を取った。本日はそのコースごとの実験のガイダンスを、本校において実施した。全部で9コース。15名あるいは30名のグループである。自然科学への高い興味関心を有する生徒になってほしい。
コースの説明
1.キレート滴定 30名
キレート滴定法の中で最も一般的に利用されるエチレンジアミン四酢酸を用いて,水
の全硬度を算出する。
2.ルミノール反応 30名
ルミノールを合成し,血液の鑑識に利用されているルミノール反応を行 って紫青色の
発光を確認する。
3.タンパク質の電気泳動 30名
代表的なタンパク質分析法である電気泳動法が化学や物理の原理を応用したもので
あることを実習を通して学ぶ。
4.ペーパークロマトグラフィーによる物質の分離と解析 30名
本テーマに関する講義と実験を通じて理科、特に化学の分野において重要な分離技
術の基礎を学ぶ。
5.ロボット工房!! 30名
最新のLEGOとプログラミングソフトで,ロボットづくりに挑戦!あなたの手でロボットに
命を吹き込もう.
6-a.振動現象を利用した測定 15名
振動を利用して何が測定できるか理解し、例としてねじれ振り子を利用して剛性率を
測定する。
6-b.光の干渉を利用して測定
光の干渉を利用して何が測定できるか理解し、例としてニュートンリングを利用して
レンズの曲率半径を求める。
7.災害時避難者のサバイバル能力向上のための体験実習 15名
災害避難時に有効な「生き抜くための自主防災技術」として、空缶と紙パックで米を炊
く体験(通称「サバイバルめし」)を行う。
8.Flashを使ったプログラミング体験 30名
Flashを使った未完成のプログラミングを完成させるというスタイルでプログラミングを体
験する。
9.電子回路工房 30名
講義では,まず半導体およびデバイスとしてもっとも簡単なダイオードから高度な集積
回路ICまで学ぶ。続いて,電磁波およびアンテナなどについて学ぶ。実験では,アン
テナ,ダイオード,電子回路から構成される回路を実際に作成し,その動作を理解する
とともに,アンテナの特性について実験する。
1 キレート滴定 2 ルミノール反応
5 ロボット工房!! 6b 光の干渉を利用して測定
8 Flashを使ったプログラミング体験 9 電子回路工房
1年生全員が希望のコースに別れて、ガイダンスを受けた。全教室プロジェクターで説明
した。実際に使う実験器具を持ってきて、演示実験を行った教室もあった。大学の先生なの
で、ときには難しい説明もあったが、生徒たちは熱心に聞き、実際に実験する10月20日に
向かって、興味を高めた。
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