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令和6年度インターハイ(全国高校総体)大会結果報告

投稿日時: 2024/08/30 部活顧問

 令和6年7月22日(火)~27日(土)の期間で、令和6年度インターハイ(全国高校総体)第70回全国高校フェンシング選手権大会が開催されました。

 本校出場者

①男子フルーレ個人対抗 安達奏人(1年生)

②女子フルーレ個人対抗 名淵怜阿(3年生)

③男子エペ  個人対抗 後藤彩斗(1年生)・中浦秀哲(2年生)

④女子エペ  個人対抗 名淵怜阿

⑤男子サーブル個人対抗 中村洵星(2年生)

⑥男子フルーレ学校対抗 安達奏人・中浦秀哲・後藤彩斗・瀬山謙心(2年生)

 

 7月22日(月)早朝に栃木を出発し、羽田空港から飛行機で佐賀空港まで移動し、公共交通機関を利用して宿舎まで移動という事で長旅となりました。電車や飛行機で特に遅延することはなく、無事に宿舎まで到着することができました。

 23日(火)は、試合会場(SAGAサンライズパーク)でウォ-ミングアップ・監督会議・開会式等を行いました。全国の強豪たちと間近でアップすることができ、試合に向けて良い刺激となり、より一層士気が高まりました。

 24日(水)は、男女エペ個人対抗でした。女子エペでは、名淵が出場し、予選プールを2勝2敗(38位)で勝ちあがり、トーナメント進出を決めました。トーナメント1回戦は、熊本県の翔陽高校の選手と対戦し、15-13で勝利しました。トーナメント2回戦で、大分県の別府翔青高校の選手に8-15で敗れたものの、自分の最大のパフォーマンスが出せたと話し、次のフルーレに向けて気持ちを切り替えていました。

男子エペ個人対抗は、後藤と中浦出場しました。後藤は、予選プールを3勝1敗(24位)で勝ち上がり、トーナメント進出を決めました。トーナメント1回戦は、新潟県の新潟高校の選手に2-1で勝利しました。次のトーナメント2回戦で、岐阜県の羽島北高校の選手に8-15で敗れてしまい、悔しさを滲ませました。必ずこの悔しさは、同じインターハイの舞台で晴らして欲しいと思います。

中浦は、予選プールを3勝1敗(30位)で勝ち上がり、トーナメント進出を決めました。トーナメント1回戦は、島根県の安来高校の選手と対戦し、15-14で勝利しました。トーナメント2回戦は、愛知県の愛知商業高校の選手と対戦し、15-11で勝利しました。次のトーナメント3回戦では、山形県の米沢興譲館高校の選手と対戦し、一進一退の攻防を繰り返し、14-14となりました。1点先に取れば勝利が確定する場面。中浦が相手の懐に飛び込み、1点を取り勝利を掴み取りました。このトーナメント3回戦に勝てば、ベスト8が決まる大事な試合。昨年度のインターハイでは、このトーナメント3回戦で涙を呑んでおり、今大会は勝利を収め安堵の表情を浮かべていました。応援に来ていた家族もとても喜んでいました。次の準々決勝では、長野県の伊那北農業高校の選手と対戦し、9-15と敗戦し、悔し涙を流していましたが、この悔し涙を来年度は嬉し涙に変えられるように精進して欲しいと思います。結果として、7位入賞という事で大会を終えました。

 25日(木)は、男女サーブル個人対抗でした。男子サーブルでは、中村が出場し、予選プールを2勝2敗(58位)で勝ち上がり、トーナメント進出を決めました。トーナメント1回戦で、島根県の松江工業高校の選手に、10-15で敗れはしたものの、高校からフェンシングを始め、全国の強豪選手たちと試合することができ、大きな経験を味わうことができたと思います。来年度のインターハイに向けて、日々精進して欲しいと思います。

 26日(金)は、男女フルーレ個人対抗でした。女子フルーレでは、名淵が出場しました。予選プールを2勝2敗(53位)で勝ち上がり、トーナメント出場を決めました。トーナメント1回戦で、群馬県の沼田女子高校の選手に、7-15で敗れはしたものの、練習の成果が出せ、自分の中では良い試合ができたと話していて、誇らしい表情をしていました。後悔がない試合ができた事は本当に良かったなと思います。

男子フルーレ個人対抗では、安達が出場しました。予選プールを3勝1敗(35位)で勝ち上がり、トーナメント進出を決めました。トーナメント1回戦では、埼玉県の立教新座高校の選手と対戦し、11-15で敗れてしまいました。勝利した選手は、そのまま勝ち上がり準優勝しました。途中、安達がリードする場面もあり、本人は負けて悔しさを滲ませましたが、全国でも通用することが分かった試合でもあるので、来年度の糧にして欲しいと思います。

 27日(土)は、男女フルーレ学校対抗でした。1回戦は、愛媛県の三島高校と対戦し、チームスコア5-2で勝利しました。2回戦では、強豪の鹿児島県の鹿児島南高校と対戦し、0-5と敗戦しました。チーム全員が、実力不足を口を揃えて話していたので、この悔しさを必ず来年度に活かして欲しいと思います。

 試合後、飛行機・電車を乗り継ぎ、無事に予定通りの時間で栃木に帰ってくることができました。この大会で3年生は引退という事になりましが、残された1・2年生で新チームとして、頑張って欲しいと思います。

 以上報告といたします。今後ともフェンシング部への応援よろしくお願いいたします。

 

 佐賀空港での集合写真

 

 

宿舎近くの神社で必勝祈願

 

試合会場並びに開会式の様子

 

大会会場での集合写真

 

男子エペ個人対抗にて7位入賞の中浦    

 

下野新聞の記事