生徒会・部活動・同好会活動報告

「徳次郎六カ郷屋台の研究」(建築研究部)

 建築研究部は、令和元年7月6日(土)に、宇都宮市文化財調査員の池田貞夫様の指導のもと、宇都宮市富屋地区市民センターにて、徳次郎六カ郷屋台調査を行いました。
 3年に一度だけ智賀都神社の附祭(屋台巡行)が行われ、この地区の屋台が6台揃い町内から日光街道を巡行し、神社に向かい練り歩きます。
 西根屋台は、白木造り白木彫刻屋台ですが、破風板などに色彩が見られ、江戸末期の安政2年(1855)、西根集落の住民が建造しました。特徴的なのは車隠に海の世界が広がり、エビやタコ、タイ、ヒラメなどの多く魚類彫刻が非常に多く施されていることです。
 今後の研究で新しい発見がされることを期待しています。