12月23日(月)に人権・福祉教育を実施しました。
この行事は、生徒のみなさんが様々な人権問題や福祉に対する理解を深め、人権を尊重し、偏見や差別のない社会を築いていこうという意欲と態度を育むことを目的としています。
今回は「外国人に関する人権問題」をテーマとして、矢板市社会福祉協議会から3名の講師の方々をお招きし、ご講話をいただきました。
講話は
1.外国人の現状について
2.外国人の人権問題について
3.わたしたちができる人権擁護
の3三部構成となっており、途中で指名された生徒が自分の考えを発表する場面もありました。
私たちにとって、異文化との出会いは日常的なものとなっており、誰もが地域や学校、職場で外国人と接する機会があります。
こうした中、言語、宗教、文化、習慣等の違いから、外国人をめぐって様々な人権問題が発生しています。
また、ヘイトスピーチと呼ばれる、特定の民族や国籍の人々を排斥する差別的言動も生じています。
外国人に対する偏見や差別をなくし、皆が住みよい社会を築くために、私たちにどのようなことが問われているのか、今回の講話から多くのことを考えさせられました。
講話にもあったように、文化等の多様性を認め、外国人の生活習慣等を理解・尊重するとともに、お互いの人権に配慮した行動をとるよう心掛けてほしいと思います。