アクションプラン策定の趣旨
  農業高校では、就農者の育成をはじめ、かけがえのない豊かな自然と美しい地球環境を守り、生命を尊び、我が国の循環型社会へ移行するための役割を果たすことを誓い、平成18年度(2007年度)に「エコロジカル・アグリハイスクール宣言」を行い、「5つの基本方針」、「10の行動計画」からなるアクションプランを策定し、農業教育の向かうべき方向性を明確に示し活動してきました。
  そのような中、これから5年先を見据えた第3次アクションプラン(平成29年度~)では、「我が国の未来を担う人材を育て地域で活躍させる」ための行動計画を策定し取り組んでまいりました。同時に、「グローカル・アグリハイスクール宣言」を行い、そして、農業高校の持つ価値と役割を見つめ、農業高校特有の強みは「世界規模で考え、足下から行動する学校」を目指してきました。
 検証の結果では、地球を守り創造する教育、地域の関連産業や6次産業化に寄与することや、地域の農業生産を支える教育などが一層推進されてきました。
 令和4(2022)年度から開始する
第4次アクションプランは、これまでの取り組みを踏まえつつ、新学習指導要領で示された、「農業や関連産業を通じて地域や社会の健全で持続的な発展を担う職業人」を育成するためのプランとしました。また、 このアクションプランでは、Society5.0の時代にふさわしい農業教育を実現し、新時代に活躍できる生徒の育成を図ることをねらいとしました。生徒による主体的・計画的な農業学習の一層の充実のためにプロジェクト学習やSTEAM教育を充実させ、課題を発見し、科学的な根拠に基づいて創造的に解決する力を育成するなど、地域や社会の未来を担う人材を育成するべく、栃木県内の農業高校は取り組んでまいります。
「5つの基本方針」と「8の行動計画」
各校のアクションプラン