第4日〔令和元(2019)年12月 7日(土)〕 第10期生 210名



講話やロールプレイを通して、教師が児童生徒を理解し信頼関係を築くための、基本的な子どもとのかかわり方について考えました。


【現職】
  • 話を「きく」際に、特に目線と表情が大切なことを改めて実感しました。子どもがどんな気持ちで話をしに来るのかを考えて、「きく」ことに留意しなければと思いました。
  • 生徒から相談を受ける際には、今回学んだ「生徒をよくみる・よくきく」を実践し、生徒が安心して学習に取り組めるように信頼関係を築いていきたいです。
【学生等】
  • 子どもを理解するためには、「よくみる」と「よくきく」が大切だということがわかりました。「よくきく」では、子どもの気持ちを考え、どんな気持ちで話をしているのかを理解しようとすることが大切だと思いました。
  • これまで学びたくてもあまり具体的には学べなかったのが今回の内容でした。ロールプレイやペアワークを通じて子どもとのかかわりの難しさや大切さを体験し、通常の会話においても気を付けていくことで、教員になった時に困らないのではないかと思いました。



 


 講話や演習を通して特別支援教育について理解し、子どもを理解するための視点や、子どもへの適切な指導・支援について意見を交わしました。


【現職】
  • 「見方が変わると、かかわり方が変わる」、その通りだと思いました。見たままの行動だけで判断するのではなく、その背景まで考えて寄り添うような支援をしていきたいです。
  • 段階を分けて問いを立てたり、図解したりして、落ち着きがない子どもへの支援を行っていくことが自分の課題だと感じました。そのような子どもと向き合い続けることが大切であると改めて思ました。
【学生等】
  • 「特別にならない特別支援教育を」という言葉が強く心に残りました。支援を必要としている児童生徒が特別なわけではなく、それぞれの子どもに合った教育・勉強の仕方で学んでいくために、個々に応じて手段や手立てを考えていくとことが大切だと思いました。
  • 大学で特別支援教育を専攻していますが、これまで学んだことを生かしつつ、他の人たちとの意見交換で新たな発見もありました。子どもの実態を把握するためには様々な角度から捉えることも必要だということがわかりました。




 


 講話を通して児童・生徒指導の意義について理解し、事例をもとに班別協議を行い、具体的な児童・生徒指導について考えました。


【現職】
  • 日常的に行っている生徒へのはたらきかけが生徒指導であることに気づくことができました。演習を通して、生徒指導は「個」で行いつつ、学級や集団全体を通して対応すると、他の生徒にもよい効果がでることがわかりました。
  • 児童・生徒指導の3つの視点を大切にこれから子どもたちとかかわっていきたいと思いました。特に、自己決定の場を設定することができていないと感じたので、今後、実践していこうと思います。
【学生等】
  • 児童・生徒指導のイメージがよい意味で大きく変わる内容でした。個別の指導を考えていたので、すべての児童生徒を考えていく必要があるという言葉が印象に残りました。
  • 具体的な事例について教員を目指す仲間と話し合うことは、とても勉強になりました。児童・生徒指導は「怒って正す」ことでなく、「問題を解決し、更によくしていく」に変わりました。




 


 講話を通して生徒指導の意義と在り方について理解し、自己指導能力の育成を図るはたらきかけについて考えました。


【現職】
  • 自己指導能力の育成を、授業においてどのように実施するのか具体策を考えることができてよかったです。
  • 本来の生徒指導とは何かを考え、そのために何をすべきなのかがわかりました。生徒の自律にむけて、どのようなはたらきかけが大切か知ることができました。
【学生等】
  • 生徒指導に対する考え方が変わりました。生徒たちの行動に対して行う受け身的なものではなく、自己指導能力を育てるということが重要であることがわかりました。
  • 生徒指導については、大学でも学ぶ機会がありますが、今回の講義では、実際の話を聞いたり、自分の経験から考えたりすることができたので、大学の学びと併せてよい学びとなりました。