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校長先生からのエール

令和2(2020)年4月14日
『校長先生からのエール』

 令和2年度の幕開け、4月7日入学式、翌8日には全校放送による離任式と始業式。4月9日から臨時休業。それから約1週間、なんとも厳しく苦しい新年度のスタートとなってしまいました。
 壬生高校では、連日先生方が走っています。みなさんが登校出来た時のためにジャージを着て教室掃除をしている先生。手袋つけて消毒液をもって除菌作業に没頭する先生。新年度の行事変更や対応にPCを打ち続ける先生。修学旅行だけはどうにか実施させたいと旅行社と打ち合わせを続ける先生。みなさんの運動不足や健康状態を心配して打開策を練る先生。部活動の再開を祈りながら部室や練習場整備にあたる先生。新型コロナウイルス感染症関係のニュースを横目に、壬生高校も忙しい日々が続きます。
 校長先生の目から見て確実に思うことは、ただ1つ。「先生方、なんか寂しそう。」みなさんの顔を見ることができない辛さ。生徒のいない学校というものの空しさ、そして静けさ。みなさんが学習やスポーツに積極的に取り組む姿や学び舎での笑い声こそが、学校の宝物ですね。
 しかし、この時だからこそ、耐えて、正しく怖れて、越えて、冷静に観て、心は敢えて平安に、私たちに出来ることを実践していこうと思います。

規則正しく生活できていますか?昼夜逆転していませんか?
○感染防止対策はきちんと出来ていますか?
○宿題は順調に進んでいますか?
○みんなが同じ不安の中にいますが、メンタル面大丈夫ですか?
○密集危惧エリアには近づかないようにしてください。
○不要・不急の外出は避けてください。やむを得ず外出しなければならないときは、交通ルールを守り、事故にあわないよう十分に注意してください。
○スマホ等、適切に使ってください。特にSNS関係で、交友トラブルやいじめなどのないように十分に注意してください。
○宿題に「プラス・ワン」をして欲しいですね。プラス思考、こんな時にしか出来ない事、なにか見つかるといいですね。音楽でもいい、本でもいい。何か「ものづくり」する、料理でもいい。家事手伝いでもいい。草取りでもいい。「あの時に頑張った事や物」を残せたら良いですね。頑張って見つけてほしいと思います。


 厳しき状況が続きますが、一日でも早く終息して、みなさんの登校風景が見られることを願っています。悩みや相談あれば、遠慮せずに連絡してください。ご家族とともに頑張っていきましょう。激しい風が吹くほど、早く春をよぶ。

 

壬生高等学校長 小峰 重雄

 

校長挨拶 修業式に変えて


修業式に代えて

 よもやこのような形で年度末を迎えることになるとは、誰が想像したでしょうか。新型コロナウィルスの影響により、この約1ケ月、学校に生徒の姿が消えました。生徒たちの賑やかな声、明るい笑顔が学校には当たり前にあるものだと思っていましたが、突然当たり前ではなくなりました。
 政府は国民に対して、①換気の悪い密閉空間、②多数が集まる密集場所、③間近で会話や発声をする密接場面、以上3つの「密」を避けるように呼びかけています。世界的大流行(パンデミック)が発生している今、国民一人一人の自覚ある行動が強く求められています。
 先日新聞で、ある中学生の投書に目が留まりました。「休校になり好きなことに充てる時間も生まれ、何不自由なく暮らしているが、学校生活と大きく違うのは『嫌い』なものに触れなくなった点だ」と綴っています。そして「学校に行けば、苦手な人と顔を合わせ、嫌いな教科も学び、時に退屈な時間も過ごす。でもその苦みや雑味も含めた日々は、何にも代えがたい味わいがある。あの日々が愛おしく、また、今を少し物足りなく思っている。」と結んでいます。
 壬生高校でも臨時休業が続き、生徒たちは今どんな気持ちで過ごしているのでしょうか。勉強不足、運動不足が心配されます。スマホやゲームに時間を割き、人との対話不足もあるでしょう。家の人が日中仕事などで出かけていれば、生活は誰にも制約されません。「自由」を手にした皆さんは、自分自身で厳格な「規律」をつくり、自ら定めたルールのもとで生活をすることでしか、成長は望めなくなってしまいました。これをピンチとするか、チャンスとするか。それは、あなたたち次第です。いつも言うように「自分の頭で考え、行動すること」がまさに試されているのです。
 令和元年度は本日で修了とします。明日から約2週間の春休みになります。通知表が先送りされた分、1年間の自分をしっかりと自己評価し次年度に備えてください。壬生高にはポテンシャル(秘めた能力)の高い生徒がたくさんいます。そのことに気付かず自分で勝手に限界を決めてしまっているのは実にもったいない。「もう一歩がんばる」が合言葉です。
 今求められている生活の基本は、3つの「密」を避けながら、勉学に励み読書によって見聞を広め、適切な運動とともに、しっかりとした食事と睡眠により免疫力を高めることです。その上で、突然手にしたこの「自由」を成長のチャンスとし、自らを律する力(自律)を磨いてください。この未知なる状況によって、生徒、保護者、教職員ともども、本当に辛い日々を送っています。しかし、この状況に活路を見出すのは、社会に生きる一人一人の人間力しかないと信じています。だから今は自らを鍛えることに全力を尽くしましょう。
 いつかの終業式で話した通り、逆境に立たされた時こそ、その人の本当の価値、本当の強さが分かるのです。一緒に乗り越えていきましょう。
          

2020/3/24 正門の桜も満開に近付いてきました
和2年3月24日 栃木県立壬生高等学校長  長 裕之