学校行事報告
桜を楽しむ会【茶道部・邦楽部・書道部】
3月30日(土)に3回目となる「桜を楽しむ会」が本校で開催されました。女子高時代の桜の庭の思い出を継承するために始まった会です。今年は桜の開花が遅く、少し残念でしたが、天気に恵まれ、さわやかな春の日差しのもと、みなさまにお茶とお箏と書道を楽しんでいただきました。
茶道部は、茶箱雅の式の点前を披露しました。お抹茶とイチゴ大福が好評でした。
邦楽部は来年度「さくらさくら」と「ディズニーメドレー」を演奏しました。
そして、今年度から書道部も参加して、思いの込もったパフォーマンスを披露しました。
来年度は満開の桜の下で開催したいと考えています。是非、ご来校下さい。
ロータリーの看板
ロータリーの看板も新たに設置しました。
一方通行にご協力ください。
正門と正面玄関の校名の看板
本日より栃木県立宇都宮中央高等学校になります。
正門と正面玄関脇の校名も中央高一つになりました。
正門
正面玄関
マレーシア研修 現地研修報告⑥
現地研修の最終日となった12日は、滞在するホテルにて研修の振り返りを行いました。研修で努力した点や反省すべき点、日本とマレーシアの違い、そして研修を通して学んだ点などについてそれぞれ振り返り、最後には発表してもらいました。
多くの生徒は、現地の高校生との交流会や学生寮での宿泊体験が印象に残ったようです。特に、言語の異なる人々とコミュニケーションをとることの難しさ以上に、英語を使って自分なりに表現し意思疎通を図ることの楽しさに充実感を得ていたとの感想が大半でした。このほか、自然環境や食文化、教育制度の違いについても気づきが多く、改めて自分たちの置かれている日本の環境について考えを深めることができたのではないかと思います。
初めて訪れた異国の地で慣れない環境にもかかわらず、生徒たちは何事にも一生懸命にチャレンジしていました。この貴重な経験を友人や家族など周囲の人たちと共有するとともに、今後の学校生活にも生かしていってほしいと思います。
最後に、今回の研修にあたり、現地でご協力いただきましたマレーシアのみなさまをはじめ、快くお子様を送り出していただきました保護者のみなさまに心から感謝申し上げます。
マレーシア研修 現地研修報告⑤
11日午前は、サラワク州を代表する7つの先住民族の伝統的な住居を復元したサラワク文化村(サラワク・カルチュラル・ビレッジ)を訪れました。各民族が自然の恵みを生かして、どのような生活をしてきたかについて体験を通じて深く理解することができました。
各民族の伝統的な楽器の演奏や踊りも披露していただき、先住民族の方々と交流することができました。なかには吹き矢や楽器の演奏に挑戦する生徒もいました。
代表的な民族舞踊のショーも見ることができました。マレーシアの多様な伝統文化を体験することができた貴重な機会となりました。
この日、最後の研修先はセメンゴ野生動物リハビリセンター。オランウータンを保護し、約30頭が653ha(東京ドーム130個分)の原生林に暮らしています。電気バスに乗って森の奥へと移動し、餌付けステーションまで歩くこと数分。餌を食べる2頭のオランウータンを見ることができました。生徒たちは、初めて見る野生のオランウータンにしきりにカメラを向けていました。
幸運なことに、このセンターでナンバー2のエドウィン(すごい迫力)を含め、計5頭のオランウータンに会うことができました。絶滅危惧種に指定されている彼らをはじめ多様な動植物の生息地保全の重要性について再度考える機会となりました。