ようこそ、足利高校ホームページへ

　足利高等学校ホームページにアクセスいただきありがとうございます。本校は令和４年４月に、ともに創立１００年を超える歴史と伝統を誇る足利高校と足利女子高校が統合し、新たな「足利高等学校」として開校しました。明治４２年創立の栃木県内屈指の伝統校であります。これまでに、５万１千名を超える卒業生が巣立ち、各方面で活躍しています。そして、両校の伝統を引き継ぎつつ、新しい時代の要請に応える教育を実践し、栃木県初の進学に重点を置く普通科単位制を導入する学校として、「学力を高め、豊かな感性をはぐくみ、次代をたくましく拓いていくことのできる有為な人材を育成する」ことを目指しています。

　校訓として、新しい考え方や手法を積極的に取り入れ道を拓いていく「進取」、真心と思いやりを意味する「忠恕」、自ら課題を見いだし主体的に学びを進めていく「自学」を掲げています。この校訓のもと、単位制の利点を生かして各自の進路希望に合った科目を選択できるよう、教育課程を編成して質の高い授業を実施しています。希望実現のために卒業生の体験談を聞いたり、外部の関係者を招いて多様化した受験制度を学び、受験に必要な真の力を習得するためのきめ細かな進路指導を進めています。また、「足利から世界へ」をテーマにした探究活動を推進し、自分と世界をつなぐ広い視野と、物事の本質を深く追究する態度を育てる教育を実践しています。さらには、主体的に社会に参画する態度を醸成するために、学校行事や生徒会活動、部活動の充実を図り、地域の文化・スポーツ交流活動やボランティア活動への参加も積極的に勧めています。特に、特色ある教育活動として縦割りによるブロック制を導入し、ブロック対抗戦(体育的行事)や学力コンテスト(国語･数学･英語)、学校祭、マラソン大会など、異なる学年の生徒が一緒のチームになり交流を持つことで、幅広く多方面での学びを得ることができます。（記事としてトップページに掲載されています）

　小･中学生の保護者の皆様、本校は上記のような校訓をもとに、グローバルに活躍できる人材の育成を目指した教育を実践しております。ぜひ、これらの取組を理解され、お子様の進路選択の一つに加えていただければと存じます。
　令和６年度の秋には旧足利女子高校と足利市民会館の跡地に建設が進んでいる新校舎が完成し、移転することが予定されています。小･中学生の皆さん、日本最古の学校「足利学校」のある学都足利に生まれた新しい学舎で、多くの仲間と一緒に充実した高校生活を送りませんか。
　高い志と希望を持った皆さんの入学を心からお待ちしています。

栃木県立足利高等学校　校長　武藤　敬一