日誌

令和3年度入学生 商業科

アイディア出し

2022/1/12(水)

今回は「RESAS 地域創生政策アイディアコンテスト」で受賞した学生の動画をみました。発表会の参考としてみましたが、立派すぎる発表に生徒たちは発破をかけられた様子でした。

その後は、演習として「アイディア出しの練習」を行います。
今回は『ユニークなマラソン大会』として、「10代~20代」を対象に、「絆を感じられる」ことを目的としたマラソン大会を班で考えてもらいます。
「豪華景品がある」
「二人三脚マラソン」
「有名人が応援に来てくれる」
「マラソンに縁結びの効果があるうわさを流す」
「四人一組でエビフライ作り」
などユニークな発想が飛び交いました。

それを参考にし、「足利の地域課題」解決のアイディア出しを宿題としました。

「足利の地域課題」について

2021/12/15(水)

12/15、今年最後の探究は、「足利の地域課題」を一つにしぼり、アイディア出しの準備を行いました。
12月までの探究授業では足利の地域について調べてきました。
人口・産業・事業所・景観・少子高齢化・学校の魅力・観光地 などなど
そこから、「足利の地域課題」で自分たちの班が興味を持ったものを一つにしぼり、その原因と考えられるものを考えていきます。
「観光地の魅力」について実施した班は、観光資源が少ない・観光地同士が離れている・若者向けのものが少ないなど様々なことを挙げていきました。

次回は、今回の地域課題の原因をもとに、どのようなアイディアがあれば地域課題が解決されるか考えていきます。

講演会「足利の魅力と困りごと」

2021/11/24  
 10月20日,11月17日の総合的な探究の時間で、足利の魅力と課題についてマンダラートを活用して、項目やキーワードを書き出す作業をしていましたが、なかなか難しいようです。
 今回は、足利市総合政策課 まちの魅力創出課 小林孝之助様を講師としてお迎えし、「足利の魅力と足利の困りごと」について講演していただきました。まず、足利市の概要について説明していただき、足利市の課題、行政的な課題について教えていただきました。生徒たちも課題と感じていた「人口の減少」について話題にされていました。
 講話の中で地域課題が5つ挙げられ、そのうち2つの解決策の事例として「あしもり隊」の活動や、子猫がゴミステーションのゴミをあさっていることについての解決策について話していただきました。生徒は、残りの3課題「地域住民が職を求めて転出していくことに対しての解決策」や「太陽光パネルが増えている地域での景観の損失を心配する声に対する解決策」、「高校生たちが求める教育、学校とは」について考えました。

生徒たちは一生懸命考え、出した解決策は「若者を増やす」「優良企業をつくる」「生徒と教員の雑談会を開いて意見を言う」などでした。
 今後の探究の時間で検証する課題の手助けとなる講演会となりました。


 

足利市の魅力と課題(マンダラート)

 本日の1年商業科探究では、RESAS等を用いて調査した「足利市の魅力と課題」についてマンダラートを用いて項目のキーワードや課題を連想しました。

これまでのグループを解散し、新たな4人班での実施となりましたが、積極的にコミュニケーションを図り、マンダラートを意欲的に埋めていました。

 今後は、マンダラートに記述した「足利市の魅力と課題」について、興味を持った内容を深掘りしていく活動を行っていきます。

足利市の魅力を、より一層高めるようなアイデアや足利市の課題を解決するための方策を考えてくれることを期待しています。

<マンダラートを記入している様子>

RESAS出前講座

 9/29(水)5~6限の2時間を活用し、経済産業省 関東経済産業局 地域経済部 地域振興課の職員の方を講師としてお招きし、リモートでの講座を開催致しました。

 この講座を行う前、1年商業科の探究の時間では、生徒自身で探究のテーマを設定し、テーマに対する仮説→調査→整理・分析→まとめ→発表というサイクルを実践しました。
 探究のサイクルの中で「調査」という点に焦点を絞り、『根拠』のあるデータに基づき、生徒たちに今後探究活動を行って欲しいという点から、RESASというシステムを1年商業科でも活用していきたいと考えました。

 RESAS(地域経済分析システム)とは、地方自治体の様々な取り組みを情報面から支援するために、まち、ひと、しごと創生本部事務局が提供する「産業構造」、「人の動態」、「人の流れ」などのビックデータを集約し、可視化するシステムです。

 Webを開けばすぐに活用できる点や、無料で提供している点、地域を指定すれば自動的に地図やグラフを作成してくれる点など様々な利便性があり、生徒たちも9/28(火)に行った事前オリエンテーションで、すぐに活用できるようになりました。

 RESAS出前講座の当日は、生徒たちが様々な地域間のグラフを見て地域の課題や現状分析、改善策を一生懸命考えていました。今後の探究活動でも、RESASを活用し『根拠』のあるデータに基づき、深い探究活動をしていきたいと思います。

 RESAS出前講座をリモート開催して下さった職員の皆様、本当にありがとうございました。

<講座を真剣に聞く生徒達>