在校生・卒業生の声

在校生・卒業生の声

今市工業高等学校


平成28年度 機械科卒業


関東職業能力開発大学校 生産技術科1年 野口 理音

 

私は現在、関東職業能力開発大学校の生産技術科1年生です。ここでは、機械系学科出身の生徒だけではなく、様々な出身学科・出身地・年齢の生徒が学習に励んでいます。この学校は教育システムに特徴があり、専門課程の2年間は技能・技術を身に付け、応用課程の2年間で企画・開発能力を身に付けられるようになっています。応用課程へ進むときには、試験を受けなければなりません。私がこの学校へ進学した理由は、旋盤作業について深く学びたいと思ったからです。また、学習環境や設備が整っており、自分が知らないことをたくさん学べ、いろいろな事に挑戦できることが分かりました。私は今後、応用課程へ進学し、社会に通用する技術を身に付け、希望した企業で働けるように努力していきます。

 

足利工業高等学校

電子機械科3年 亀田 玖始 さん

 私が所属している電子機械科では、工作機械を使って材料を加工する機械分野や電気配線や電気に関する計算を学ぶ電気分野、コンピュータなどによる制御の仕方を学ぶ情報分野と3つの分野を学べるお得な学科です。教科は普通教科と工業の専門教科があり、その中には週3時間(1年生)ある「工業技術基礎」では機械を操作したり、マイコンを制作したりと技術を身に付けることができます。また、電子機械科では、資格もたくさん取得することができ、第2種電気工事士、3級技能士(シーケンス作業)や危険物取扱者乙種4類などの資格試験に多く合格しています。全国工業高等学校長協会主催によるジュニアーマイスター顕彰制度では、毎年多くの生徒がゴールドやシルバーを受賞しています。さらに、工業高校ならではの「電子機械研究部(ロボット研究部)」という部活動があり、ロボットアメリカンフットボール大会では11年連続で全国大会出場を果たしています。私もこの足工でたくさんの知識や技能を身に付け工業人として社会で活躍できる人間になりたいと思います。

足利工業高等学校

平成26年度 産業デザイン科卒業

アキレス株式会社 シューズ企画開発部 企画開発三課 遠藤京香 さん

 シューズの商品企画とデザインをしています。 具体的には商品の配色検討やサンプル作製、サンプルのチェックなど、まだ経験が浅いので先輩と一緒に様々な仕事をさせてもらっています。 仕事では産業デザイン科で学んだことの全てが役立っています。なかでも高校で学んだ色彩に関する知識と技術、グラフィックソフトウエアの操作方法はデザインの現場で直ぐに役立ちました。

 

佐野松桜高等学校

平成26年度 情報制御科卒業

日立ジョンソンコントロールズ空調(株)鈴木 翔太さん


   「高校で学んだ知識・技術の発揮」


 私は、情報制御科を卒業し、日立ジョンソンコントロールズ空調(株)へ入社しました。 

入社後は、1年間日立の企業内学校で機械や電気等の高校で学んだことや冷凍理論などの専門知識を学び、現場へ配属となりました。

 栃木工場は、家庭用エアコンを製造しています。私は射出成形機のマシンオペレータ業務に携わっています。射出成形とは金型と呼ばれる鉄の塊の空間に樹脂を流し込み、固めて製品を作る機械です。主にエアコン前面のパネルなどを製作しています。良い製品を作るために樹脂の流す速度や圧力等、条件を変更する、専門的な知識が必要となりとてもやりがいがあります。工場では、機械や電気等の知識が必要で、基本的な事を学べる情報制御科は、今後の進路に役立つ学科だと思います。配属当初は、わからない事ばかりで失敗もありましたが、次第にできる事が増えていき、仕事を任されることが増えていきました。失敗の経験から勉強し、二度と起こさない心構えが大切だと感じました。今後も、様々な困難な仕事も乗り越えて日々頑張っていきたいと思います。
 

栃木県立今市工業高等学校

建設工学科2年 福田 汐音  さん


 私は
1年生から生徒会に入り会計監査として活動をしています。今年度の生徒会活動では学校祭や課題研究発表会などの学校行事の運営をはじめ学産官連携事業で日光市や企業と協力して杉並木公園の園内水路に「ピコピカ」を活用したLED街路灯を設置しました。生徒会活動は初めてやることが多く学ぶことばかりです。将来は建設工学科で学んだことを生かしものづくりに携わる仕事がしたいと思っています。

宇都宮工業高等学校

環境設備科3年 碇 尚也 さん

(第54回技能五輪全国大会 配管職種 敢闘賞)


 「技能五輪全国大会で学んだこと」

山形県で開催された技能五輪全国大会に出場して、経験し学んだ事が多くあります。多くの企業からの出場者に混じって参加したことで、技術や技能の素晴らしさはもちろんですが、作業中の整理や整頓、清掃など普段怠りがちなことの重要性を改めて感じました。

製作課題は当日、図面が発表されます。練習してきたものとは、やはり違う部分がいくつかありました。私は焦らずに作業するように心掛けましたが、途中で寸法にミスがあることに気が付きました。しかし、私はそれを引きずることなく自分の力を出し切れたと思います。その結果、敢闘賞をとることができました。大きなミスをしても、最後までしっかりと作業ができたからだと思います。

この大会で、長時間の作業を集中して行えたこと。失敗後も最後までしっかり取り組むこと、その心持ちなど前の私には無かったものが身についたと思います。

次、この大会に参加できる時は、経験を活かして、表彰台を目指したいと思います。
   

宇都宮白楊高校

平成26年度 情報技術科卒業
日産自動車株式会社 湯澤 結唯さん

 私は、日産自動車(株)に勤めています。直接車を作っているところではなく、工場で使用されたドリルやカッターなどを再研磨する部署に所属しています。車本体は見えませんが、この部署がなければ車は作れないので、大変やりがいを感じています。また、グラインダーなどの機械も使用するので、高校で学んだ知識がとても役に立っています。今後も、より良い品質を目指し頑張っていきたいと思います。
 

宇都宮白楊高校

情報技術科3年 正田 勘太郎さん  

 

  私は、情報技術科に所属しています。情報技術科では、PICマイコンのプログラミングや工作機械を用いた切削加工など、幅広い学習を行いマルチタスクな生徒を育てる学科です。その他にも、アーク溶接や情報技術検定などの資格取得にも力を入れています。

  私は電子工作がとても好きなので、電子回路についてもっと学び、将来は人の役に立てるようなものを開発できるように、これからの学校生活を頑張っていきたいと考えています。
 

那須清峰高校

平成27年度電気科卒業 西口 貴郁さん

昨年度、栃木県立宇都宮工業高等学校で、高校生ものづくりコンテスト栃木県大会が8月1日に実施されました。ものづくりコンテスト(電気工事部門)では、事前に課題が決められており、正確さと速さを競い合うという大会です。

  一昨年は、出場2名を決める校内の選考で、残念ながら出場することができず、悔しい思いをしました。その悔しさをバネに今回は、校内選考を通過し、さらに、優勝までもすることができ、関東大会の切符を手にすることもできました。

 私が県大会で優勝できたのも先生や電気工事部会の方々のご指導があったからこそと感謝しています。練習は、ほぼ毎日行いました。県大会では制限時間が90分なので、主に速さと仕上り良さを中心に練習しました。

 今回の課題は、関東大会のものを県大会用に一部変更し、関東大会とほぼ同じ1800×1800のサイズの板で作業が実施されました。

  8月29日に千葉県で行われました関東大会では、今までの練習成果を十分発揮し頑張ったのですが、少し慎重になり過ぎてしまい最後の仕上げで時間をかけてしまったため、4位入賞という結果になってしまいました。少し後悔はしましたが、「やるだけやった」という気持ちでいっぱいでした。来年こそは、後輩たちがさらに頑張り、県大会、関東大会、全国大会へと出場を目指し、頑張ってくれることを期待しています。
 
 

今市工業高校

平成25年度建設工学科卒業
株式会社小西美術工藝社日光工房 安田 恭兵さん
 私は漆塗りをする仕事をしています。この仕事を選んだ理由は、ものづくりや絵を描いたりすることが好きで、建設工学科で学んだことも活かせると思ったからです。 職人という業界の大変さ、責任を持って仕事をすることなど、地道な作業の積み重ねも多いですが、自分の関わった仕事が上手くいき、綺麗に作業を行うことが出来た時の達成感は何ともいえません。今後も、更に技術を磨きより良いものをつくっていきたいと思います。