大金(おおがね)クジラ
化石のでた地層は、荒川沿い(あらかわぞい)に分布する、荒川層群のなかの大金層と呼ばれる緑灰色の砂岩(さがん)です。
第1次調査は、1978年12月に行われ、ろっ骨15本の破片、セキツイ骨数個、大きなろっ骨5本が見つかりました。 第2次調査は、1979年1月に行われ、1.8mもある下あご2本、約1mの上あご2本、頭がい骨片が見つかりました。
あごに歯がないので、「ヒゲクジラ」の類と推定されています。