とちぎの化石 | |
那須塩原市(なすしおばらし) |
那須(なす)の化石
木の葉石
木の葉化石のでる地層は、新生代第四紀の初期の頃(約100万年前)、箒川(ほうきがわ)が高原火山(たかはらかざん)の噴出物でせき止められて大きな湖ができ、その湖底に泥や火山灰などが堆積してできたものです。
木の葉化石の地層を観察すると、地層が何十枚も重なって見えます。
このことは、それらの泥岩が非常に静かな水域に堆積したことを意味しています。
木の葉化石では、ブナ・ミズナラ・カエデ・ハンオキ・カンバなどが多く、また、シダ類の化石も発見され、今までに確認されただけでも100種類をこえています。
カツラ
マンサク
ナツツバキ
オノオレ(カンバ)
リョウブ
イタヤカエデ