漢文の読む能力の向上のために、音読が有効であることは、自明のことでありましょう。そのため、漢文の音読の学習形態は、一斉音読、追っかけ読み、微音読、暗唱など様々な形態が試みられています。しかし、能力の高い生徒にとってそれは退屈な学習となり、能力の低い生徒にとっては、超えがたい壁となります。一人一人の能力に応じた読みの学習形態を、相互評価を取り入れることで実現しました。*この事例は、栃木県高等学校教育研究会国語部会研究委員会によるもので、『国語 教育と研究 第四十五号』(栃木県高等学校教育研究会国語部会 平成
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