○「枕草子」の「宮に初めて参りたるころ」(第百八十四段)は、登場人物が多い上に、古文の特徴ともいえる主語の省略があるため、内容の理解に手こずる生徒がいる。そこで、古典に親しみながら読み深めさせるために、「読書へのアニマシオン」の「作戦54 だれが、だれに、なにを?」を参考にして、会話文から人物関係や場面の状況を考えさせる。