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グループ 人権教育講話

 12月16日(月)の午後、とちぎ視聴覚障害者情報センター主事の佐藤佳美様にお出でいただき、『目がみえないということは?』という演題で講話をいただきました。

 講師の先生からは、「目がみえなくてもできることはたくさんある。紙をきちんと折ることもできるし、ナイフでリンゴをきれいにむくこともできる。目がみえなくても、風を感じたり、音を聞いたりして部屋の窓が開いているかどうか分かる。手で触れて、耳で聴いて、肌で感じることで、目がみえている人と同様に、あるいは、それ以上に感じる。」のだそうです。

 

講師紹介   みんなで手の体操をしてお互いの気分をほぐします。

 

上手にリンゴの皮を剥きます。 ディズニーの地図も点字で見れます。

 

真剣に聞き入っています。   健常者によるリードの仕方。

 

階段も上手くリードしました。  お礼の言葉と花束贈呈。

 目のみえない人に出会ったら、「どうしたらいいですか?」と声をかけてもらえるとうれしい。また、目がみえるかどうかは、幸せかどうかには関係ない。見えないから出会えた人もいる。できた経験もある。大切なのは、「何事も前向きに肯定的に捉えること」「幸せは自分が感じるもの」という言葉が心に残りました。

 今日聴いたこと、今日感じたことを忘れず、困った人がいれば「何かお手伝いしましょうか?」と声をかけたいと思います。