校長挨拶

 ご 挨 拶

校長  佐山 功

 栃木県立益子芳清星高等学校のホームページをご覧くださり、ありがとうございます。
 
 本校は平成17年4月に県立益子高等学校と県立芳賀高等学校の統合により開校し、今年度創立20周年を迎えます。この節目の年をきっかけに本校のより一層の発展を目指してまいりたいと思います。
 
 本校は益子町の北西部に位置し、本校のすぐ東側には小貝川が流れており、教室からは豊かに広がる田園風景を見渡すことができます。また、本校敷地の南端には栃木県指定等文化財である史跡浅間塚古墳があり、活気あふれる生徒たちの学校生活に、厳かな趣を加えています。
 
 本校教育の特色としては、2年次からの6つのコースによる学習が挙げられます。進学、保育、デザイン、食物調理、ビジネス、情報スポーツの6つのコースから、生徒が自分の希望する進路に合わせて選択し、その実現に向けて学習しています。数多くの実践的な専門科目、様々な資格に挑戦できるライセンス教育、地域の伝統文化である陶芸の授業など、各コースの特色を生かし、多様な生徒たちの個性を伸ばす教育活動を展開しています。
 
 さらに、本校では、「まち、ひと…つながりを大切にする学校」として、地域と連携した社会体験活動を推進しています。2年次の総合的な探求の時間では、益子町の御協力により、ましこ未来大学として、地域づくりについて実践的に学ぶ機会を設けています。その他にも、益子陶器市や近隣のこども園等でのボランティア活動への参加も奨励しており、それらの活動が評価され、令和6年度「コミュニティ・スクールと地域学校協働活動の一体的推進」に係る文部科学大臣表彰を受賞しました。
 
 これからも、生徒たちの高校生活がより充実したものになるよう、職員一同、力を合わせて取り組んでまいります。保護者の皆様、同窓会の皆様、そして益子町をはじめとする地域の皆様の御理解と御支援をお願い申し上げ、御挨拶とさせていただきます。