H29テキスト
防災教育を中心とした実践的安全教育支援事業 職員研修会
宇都宮地方気象台 地震津波防災官永田俊光氏をお招きして、職員を対象に防災教育について研修会を行いました。
東日本大震災以後、大規模な地震、火山災害、大雨による被害など、多くの自然災害が発生しています。また、幼児児童生徒の交通安全や防犯体制の更なる強化なども求められています。
このため、自然災害等の危険に際して自らの命を守り抜く「主体的に行動する態度」を育成するために学校教育活動全体を通した系統的・体系的な安全教育の実施し、学校を含めた地域全体の安全水準の向上を図ることが重要であると言われています。
永田氏からは、防災教育全般に関わることを、防災の専門家の立場から丁寧に説明していただきました。過去の災害教訓を踏まえた新しい防災教育についてお話ししていただき、緊急地震速報を活用した避難訓練について、これまでの豊富な実践例などをもとに大変わかりやすく説明していただきました。
今後、幼児児童生徒が自ら命を守る行動がとれるようになることをめざし、気象台など専門家の皆様、また地域保護者の皆様にも御協力いただきながら、対応行動訓練を行っていきたいと思います。
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