H29テキスト
寄宿舎 生活経験拡大外出
寄宿舎では、今年度も学期に1回ずつ、生活経験拡大外出として、小グループに分かれて校外に出て、活動してきました。交通機関の利用方法や店員とのコミュニケーションなどいろいろな学習を行ってきました。外出先で食事をする際には、事前に予約の電話を入れることも学習の一環として行いました。
支援部 第4回育児学級
3月15日(木)に第4回育児学級を実施しました。今回は4家族12名の御参加をいただき、親子遊びを行いました。
大好きなお母さんやお父さんと一緒に身体遊びや手遊びをたくさん楽しみました。ピアノの曲に合わせて身体を揺らしてもらったり、1本橋の歌に合わせて手や足をくすぐってもらったりとうれしくて笑顔いっぱいの子どもたちでした。また、楽器遊びでは、太鼓やハンドベル、タンバリン、ツリーチャイム、鈴などの中から好みの楽器を選んでいろいろな音に親しんでいました。「あはは」「うふふ」と笑い声があふれた一時でした。
小学部 身についた「ダンゴムシ」(「はれるん」との出会い)
3月14日(ホワイトデー)に気象台の永田さんと水本さんが、気象台のマスコット「はれるん」をつれて小学部に来てくださいました。9月以降何度も行われてきた緊急地震速報による訓練により、今までは大人任せだった子供たちに、「自分の身は自分で守る」という意識が育ち、「ダンゴムシ」のポーズも身についてきました。気象台のみなさん、色々ありがとうございました。最後に、永田さんが点字を書いてくれた名刺をひとりひとりにプレゼントしてくれました。
卒業式
3月9日、たくさんの来賓の皆様に御臨席いただき、幼稚部修了生1名、中学部5名、高等部普通科4名、高等部専攻科2名の卒業式を行いました。
卒業生リクエストの曲がピアノで演奏される中、一人一人校長先生から卒業証書を授与していただきました。校長先生の「おめでとう」の声にあわせて、皆立派に受け取り、達成感に満ちた笑顔を見せてくれました。
辛い時に素直な言葉で「辛い」と打ち明けることのできる友との出会いが、困難と向き合う心の支えとなったと、答辞で伝えられました。少人数の盲学校だからこそ、互いを大切に感じ、励まし合い、より強い絆を結ぶことができたのだと感じています。
卒業生の皆さんの明日がますます光り輝くことを願っています。
御卒業おめでとうございます。
寄宿舎 食事会(高等部男子)
3月5日(月)、高等部男子の食事会で宇都宮市にある『チャイナダイニング
蓮花茶廊(れんげさろう)』に行ってきました。美味しいコース料理をたべながら、1年間の寄宿舎生活をふりかえりました。ふりかえりの中では、「みんなと過ごせて良かった。」などという言葉も聞くことができ、素敵な時間を過ごすことができました。
進路指導部 就職生活準備講話「身を守るためには」
就職を間近に控えた高等部生を対象に、障害者就業・生活支援センターふれあいの谷田部主任をお招きし、特別授業「身を守るためには」を行いました。
4月から就職して働く生徒に、職業生活を送るにあたって気をつけなければならないことを、具体例を出しながらわかりやすく説明してくださいました。「給料をもらって嬉しくなり、あるだけ使ってしまって生活ができなくなった」「趣味に没頭して朝起きられず、会社に何度も遅刻してしまった」といった話を、生徒は自分の身に置き換えながら、真剣に聞いていました。
寄宿舎 ひなまつり
3月1日(木)、小学部生・中学部生のクラブ「TOTIMOみんなのクラブ」でひなまつりを行いました。お内裏様とお雛様の飾りを作ったり、お内裏様とお雛様の格好をして写真を撮ったりして楽しみました。会食では、桜餅やひしおこし(ひし型のおこし)を食べながら、今年1年のクラブ活動をふりかえりました。今年度、最後のクラブ行事でしたが、楽しく終わることができました。
進路指導部 資生堂ジャパン株式会社主催「身だしなみ講座」
社会人の第一歩は、元気な挨拶と身だしなみ!
ということで、資生堂の職員を講師にお招きし、高等部生の身だしなみ講習会を行いました。男子はスキンケア・ヘアケアを中心に、女子は化粧の基礎を学びました。初めて体験するパックに戦々恐々としたり、口紅を塗ってちょっぴり大人びた自分に驚いたり、楽しく有意義な時間を過ごすことができました。
寄宿舎 卒業舎生祝いの会
2月28日(水)、今年度卒業を迎える7名の寄宿舎生を祝うべく「卒業舎生祝いの会」を行いました。校長先生や教頭先生をはじめ、寄宿舎に関係する人々が集まり、お菓子を食べながら話をし、楽しい時間を過ごしました。記念品贈呈の後、卒業舎生一人一人からメッセージをいただきましたが、どのメッセージも一人一人の個性が良く表れていて、心にひびくものとなりました。卒業舎生のみなさん、本当におめでとうございます。みなさんの今後の活躍をお祈りしております。
寄宿舎 食事会(小学部・中学部男子)
2月26日(月)、小学部生・中学部生男子の食事会で宇都宮第二トーヨーボウルに行ってきました。ボウリング場は初めてという寄宿舎生も多く、中には少し緊張している様子もみられました。ボウリング場に着き、ゲームが始まると、少しずつ慣れてきて、スペアやストライクも出て、大盛り上がりでした。ボウリングを楽しんだ後は、みんなで美味しくカレーをいただきました。
寄宿舎 食事会(女子)
2月26日(月)、女子棟の食事会でニューサンピア栃木に行ってきました。女子がみんな集まれば、いつものように女子トークに花が咲き、美味しい料理を食べながら、1年間のいろいろな思い出をふりかえりつつ、楽しい時間を過ごしてきました。
幼小部 卒業おめでとう会
児童会が中心になって幼稚部の卒業おめでとう会を行いました。
かわいい飾りを付けた写真立てのプレゼントや歌、楽器演奏の出し物がありました。卒業生の出し物は小学部生一人一人と手遊び歌を一緒にやり、とても楽しく心温まる会になりました。
卒業おめでとうございます。
図書館からお知らせ
<サピエってなあに?>
「サピエ」は、視覚障害者を始め、 目で文字を読むことが困難な方々に対して、さまざまな情報を点字、音声データなどで提供するネットワークです。
「サピエ」は日本点字図書館がシステムを管理し、 全国視覚障害者情報提供施設協会が「運営」を行っています。(サピエホームページより引用)
<サピエ図書館について>
サピエ図書館はサピエのメインサービスです。全国のサピエ会員施設・団体が製作または所蔵する資料の目録ならびに点字・音声図書出版目録からなる、点字図書や録音図書などの全国最大の書誌データベースです。
資料によっては貸出依頼を出したり、コンテンツをダウンロードしたりすることもできます。(サピエホームページより引用)
是非、図書館のページをご覧ください!
送別会(中学部)
2月22日(木)に在校生主催の送別会(中学部)が行われました。在校生は、卒業生に贈る歌の練習をしたり、招待状や教室の飾りを手分けして作ったり、それぞれの役割の準備をしたりしました。当日は、卒業生の歌(栄光の架け橋)や思い出の話を聞くことができました。全員合唱(ひまわりの約束)も盛り上がりました。卒業生と過ごす残り少ない時間を楽しく過ごすことができました。
茶道体験(中学部)
2月20日(火)、五月女知恵様、荒井サツキ様、国井文子様の3名の茶道の先生をお迎えし、裏千家茶道を体験させていただきました。
会場となった作法室に一歩足を踏み入れると、お香の香りが広がり、茶室さながらの道具が並べられ、私たち「客」一同は緊張してしまいました。
入室し、席に着くと、まず「亭主」の御挨拶、それから茶道の心、挨拶の仕方、お茶・お菓子のいただき方、お茶の点て方などを教えていただきました。また、亭主の一連の動作も分かりやすく解説していただくことで、常に客をもてなす心配りを感じ取ることができました。
短い時間ではありましたが、日常から離れ、心を落ち着かせる貴重な時間となりました。
進路指導部 進路だより号外
進路指導部 第Ⅲ期産業現場等における実習報告会
第Ⅲ期の実習には高等部1~3年生6名が参加し、各自が自分の進路実現に向けてそれぞれの実習先で頑張ってきました。今回の実習は1年間の総まとめでもあり、実習生それぞれに成長が見られました。「積み重ね」「継続すること」の大切さを実感する報告会となりました。
第36回栃木県障害者卓球選手権大会 児童・生徒の部
本校発祥のサウンドテーブルテニス(通称STT)を通して、相互の親睦と交流を図り、障害者卓球の振興に寄与することを目的として行っている大会です。音を頼りに集中して行うスポーツで、静寂の中、ほどよい緊張感を味わえる貴重な体験にもなっています。小学部は体験的に模擬試合を行い、中学部、高等部普通科では熱戦が繰り広げられました。大会以外でも、小学部では楽しみながら卓球にふれ合うことを目標にするにこにこの部を儲けています。
また、今年も障害者卓球連盟の方を来賓にお迎えし、エキジビションマッチを行いました。
創立109周年記念式典
2月9日金曜日、創立記念式典を行いました。校長先生が、昭和50年代後半の学校の様子をお話しくださいました。グラウンドでバレーボールの大会をした話は、「へぇ~」と驚きの声があがりました。また、校庭の野球場横のベンチのお話では、今はあまり使われていない施設があることに少し残念な気持ちにもなりました。
式典後、宇都宮気象台地震津波防災官 永田俊光様をお招きして、「災害から自分の身を守るために」という演題で、お話をしていただきました。今年度本校は、「安全教育を中心とした実践的安全教育総合支援事業」に取り組み、災害が起きたとき、とっさに身を守る方法を訓練してきました。永田様は、何度となく来校され、幼児児童生徒の訓練の様子を観察し、身を守る態度が身についてきていることを実感しているということでした。しかし、災害はいつどんな時に起こるか分からないからこそ、日頃からの訓練がとても大事であることを改めてお話しくださいました。保護者の参加も有り、学校だけでなく家庭でも災害に対する備えの大切さを感じていただけたと思います。
小学部(黒川・神山学級) 社会科見学
小学部3名が、宇都宮のいちご園と市場に行きました。自分たちの生活にとって身近であるスーパーマーケットなどの商業施設に、どのようにして品物が届くのかを学習してきました。
いちご園では、ハウスの中でイチゴを摘みながら、疑問に思ったことなどを質問し、安全でおいしいいちごを作るための努力を教えていただきました。完熟のイチゴもおいしくいただいてきました。
市場では、東京ドーム3個分もの敷地を歩き、大量の商品が並んでいる様子を確認したり、ターレットトラックに実際に乗ったりすることができました。「商品が集まり、競りが行われ、店舗に商品が並んでいく。」という流通のあらましを説明していただきました。
楽しく実りある社会科見学となりました。