日誌

【定時制】国際理解教育講演会

 2024年2月9日(金)、講師に宇都宮共和大学シティライフ学部の松田勇一教授をお迎えし、「国際理解教育」をテーマとした講演会を行いました。講演は、第1部「令和および昭和~平成の新語・流行語」と、第2部「日本に在留する留学生・外国人と日本語教育」で構成され、グループワーク等による生徒参加型の活気溢れるものとなりました。第2部では、日本をより開かれた国とし、各国間の人流を拡大するグローバル戦略を展開する一環として、2008年当時の福田康夫総理大臣により打ち出された「留学生30万人計画」から14年を経て、2022年には国内の留学生数が23万人を超えたことが紹介されました。また、真岡市内に住む国別の外国人数(1位ブラジル736人、2位ペルー720人、3位ベトナム694人、4位フィリピン567人、5位中国218人、6位タイ163人、7位韓国・朝鮮59人[令和5年データ])が紹介され、生徒たちは、身近にいる外国人が多様な母語を持つことを知り、必ずしも英語が通じるわけではないことを学んだことにより、コミュニケーションのあり方について考え直すよい機会となったようです。