日誌

【定時制】進路ガイダンスⅢ

 9月29日(金)記念館講堂にて、進学・就職に向けた在校生の意識高揚を目的に、本校卒業生6名をお招きし、一問一答形式の座談会が行われました。
 国際医療福祉大学(大田原市)で介護福祉士になるための知識・技能を学ぶAさん、国際テクニカルデザイン専門学校(小山市)でイラスト・デザインを専攻するBさん。矢崎部品(那須烏山市)で設計を担当しているCさんと同社で新入社員研修中のDさん。藤沼建設(下野市)で経理事務を担当するEさん。そしてダイニック(真岡市)で印刷に従事するFさんが、勉強・仕事での苦労とやりがいについて、時には笑いを交えて熱弁をふるってくれました。
 Aさんは「高校では学びが受け身になってしまったが、大学では自分の疑問を積極的に解決し、熟考することが多くなった。」Bさんは「専門学校では先生に個人的に質問に行ったり、仲間と教えあったりと、積極的に学んでいる。」Cさんは「会社はやる気を見せることが大切だ。やりたくないことでも、進んでやっておくと自分が成長できる。」Dさんは「人間関係作りが苦手なので、積極的に話しかけて人間関係を築こうとしている。」Eさんは「会社組織は、まずは挨拶や気配りが大切であり、次にやる気を周囲に伝えていって、いかに信頼を勝ち取れるかが肝心。また仕事と並行して、仕事以外の生きがいを見つけておくのも忘れずに。」Fさんは「明るい返事、確認を取り合う、意思表示をするなど、に頃からの人間関係作りが大切だ。仕事上のトラブルも乗り切れる。」と、それぞれが貴重な体験談を語ってくれました。卒業生が努力して積み重ねている信頼は想像に難くなく、頼もしささえ感じられました。在校生は、年齢の近い先輩が、社会人として活躍しているのを目の当たりにし、卒業後の進路に対する意欲が高まっている様子でした。