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高校生未来の職業人育成事業

令和7年度高校生未来の職業人育成事業3日目

 11月20日(木)、高校生未来の職業人育成事業3日目として、「人に役立つものづくり」をテーマに、機械科3年生の課題研究班が取り組みました。

 今回は、会議室で試験走行を行い、2つの項目について(株)アオキシンテックCEO青木圭太様からご助言をいただきました。

・機体の構造と走行方向、モップの配置、センサの固定などハードウェアについて

・追従機能と基本走行の精度について

 実現性を第一に考え「体育館の床を清掃するロボット」を試作してきました。モップの固定方法、追従機能・センサの位置・固定方法、制御プログラムなど、さらに検討して作りこむ必要があることや機体の基本性能として直線走行の精度を確認することなどをご指摘をいただきました。残された時間で製作班、制御プログラム班に分かれて効率よく製作するとよいなど、今回の会議を通して改めて理解することできました。今回のご助言を基にさらに改良してまいります。

 これまで3日間ご指導いただいた青木様に感謝申し上げます。

モップの位置、センサの固定方法検討モップの位置センサの固定方法検討

 

FFかFRか検討

 

直線走行精度は、僅かな擦れに収まっている

 

試作機にモップを固定、FR仕様

高校生未来の職業人育成事業2日目

 11月6日(木)、高校生未来の職業人育成事業2日目として、人に役立つものづくりをテーマに、機械科3年生の課題研究班が取り組みました。

 前回ご助言いただいた点について検討した結果、実現性を第一に考え「体育館の床を清掃するロボット」を製作することになりました。開発段階に応じた設計、製作、制御の手法について、(株)アオキシンテックCEO青木圭太様からご指導いただきました。製作について、設計班、製作班、制御プログラム班に分かれて検討を進めました。設計にはCADを使い、機体の動作する回転半径、センサーの配置、固定方法を確認することについてご助言いただきました。

 今後は、今回の検討を踏まえ、各班がそれぞれの役割を果たし製作、組立、試運転に移行できるように取り組みます。

 設計について検討

 動作の確認 回転半径はCADで確認

 モップの取付 固定方法など検討

 各班で検討中

高校生未来の職業人育成事業1日目

 10月16日(木)高校生未来の職業人育成事業として、人に役立つものづくりをテーマに機械科3年生の課題研究班が取り組みました。ものづくりの知識・技術を中心に㈱アオキシンテックCEO青木圭太様をアドバイザーにお迎えしてご指導いただきました。製作する品物の構想、コンセプト、仕様、設計、製作、組立、制御について明確にすべきことを順番にまとめていき、スケジューリングすることをご助言いただきました。設計変更も視野に入れて、ものづくりを進めてまいります。

人に役立つものづくり人に役立つものづくり

会議の様子会議の様子

令和5年度高校生未来の職業人育成事業

令和5年度 高校生未来の職業人育成事業

~「電子工作におけるハンダ技術の習得」~

    本校は、令和5年度「高校生未来の職業人育成事業」の実施校として、栃木県教育委員会より指定を受け、より良い社会を目指して主体的かつ協働的に行動できる未来の職業人の育成に取り組んでいます。
 本年度は、千住金属工業株式会社様のご協力により、ご提供いただいた電子回路キットおよび学校祭で用意した電子サイコロキットを使い、ハンダ技術習得の様子を中心に紹介いたします

<ハンダ技術の実習について> 

(1)実習場所:本校3F実習室

(2)実習期間:令和5年度8月8日(火)

(3)実習内容:千住金属工業株式会社様から電子回路のキットをご提供いただき、その回路を組み立てながらのハンダ技術を専門技術者からご指導を受け、回路完成までの一連の作業工程を実施した。

第1日目 

(1)開講式・ハンダ製造技術概要の説明

 開講式を3階電子製図実習室にて行い、指導いただく講師より、ハンダ製造技術の概要についての説明を受けた。

             

                          開講式

(2)ハンダ技術の実践

 電子回路キットを使いハンダ技術の習得のアドバイスを受けながら指導をいただきました。

               

 

               

 

第2日目 第3日目  小学生電子工作体験教室

 高校生未来の職業人育成事業として小学生電子工作体験教室を実施いたしました。参加を希望された児童のみなさんは10名で、電子工作にとても興味深く体験してくれました。

(1)   名  称: 小学生電子工作体験教室

(2)   期  日: 令和5年8月23日(水)、24日(木) 9:00~12:00

(3)   会  場:    本校3階電子製図実習室

(4)   参  加  者: 小学生 10名 

(5)   内  容: 電子工作によるハンダ技術および回路製作実習の実施

 

             

 

             

<生徒の感想>

 今回の事業を通して、私はハンダ付け技術に携わることができ、とても良い経験になりました。また、専門の技術者からハンダ付けの手順やハンダごての当て方などの技術に関する一連の作業内容を丁寧に教えていただき、電子回路を組み立てるための知識を深めることができました。特に専門技術者のハンダ付けと私たちのハンダ付けを比べて、とてもきれいにハンダ付けができていたことに感動しました。この実習を通して、電子工作でのハンダ付け技術の魅力をあらためて感じる事ができました。私は、高校卒業後、就職しますが、この経験が役に立つ仕事に携わることができたら幸いです。さいごに、この貴重な経験をこれから生かしていきたいと思います。

令和4年度高校生未来の職業人育成事業

高校生未来の職業人育成事業
「内装工事における壁紙仕上げ作業技術の習得」
 本校は、令和4年度「高校生未来の職業人育成事業」の実施校として、栃木県教育委員会より指定を受け、より良い社会を目指して主体的かつ協働的に行動できる未来の職業人の育成に取り組んでいます。
 本年度は、株式会社石野内装様のご協力により、生徒たちが講習を受けている様子を中心に紹介いたします。

<現場実習について> 

(1)実習場所:  株式会社 石野内装

(2)実習期間: 令和4年度8月25日(木)26日(金)

(3)実習内容: 内装工事の専門技術者からご指導していただき、壁への石膏ボードの取り付けから、ビニールクロス張りによる仕上げまでの一連の作業工程の指導を受ける。

第1日目 

(1)開講式・断熱材の設置工事

 開校式をコットンキャビン前で行い、指導いただく講師より、施工の概要についての説明を受けた。事前に壁内部に断熱材を設置し、見切りの板を取り付けた。

開講式 断熱材設置

 

 

 

 

 

       開校式                断熱材の設置

(2)石膏ボード張り

 石膏ボードの施工方法について説明を受け、石膏ボードを張る位置の寸法を割り出した。次に石膏ボードに加工寸法を墨だし、カッターを使用して加工位置で切断し、壁にビスで取り付けた。壁が複雑なため生徒は取付に苦労していた。

石膏ボードの加工

 石膏ボードの取付

 

 

 

 

 

     石膏ボートの加工            石膏ボードの取付

第2日目 下地処理・ビニールクロス張り

 石膏ボードの継ぎ目をパテ埋めして、表面を平らに仕上げた。次にビニールクロスを張り、余分な部分をカッターで削除して、継ぎ目は切り張りを行い、目立たないようにローラーで押さえつけた。上部を白い壁紙としたことで、部屋全体が明るくなった。

壁紙張り

 完成

 

 

 

 

 

      壁紙張り

第3日目 成果発表

(1)   名  称: 芳賀地区専門学科生徒研究発表会

(2)   期  日: 令和4年12月16日(金)

(3)   会  場: 真岡市市民会館 大ホール

(4)   参  加  者: 中学生 165名 

(5)   内  容: 発表では、パワーポイントを使用して、今回の事業を含むコットンキャビンの一連のリフォーム内容を中学生に対して発表した。

 

 

 

 

 

 

     発表者                  発表の様子

<生徒の感想>

 今回の事業を通して、私は内装工事の施工体験することができて、とても良い経験になりました。また、専門の技術者からビニールクロス張りの施工に関する一連の作業内容を丁寧に教えていただき、建築の知識を深めることができました。特にビニールクロスを継ぐ作業では、継ぎ目が実際に分からなくなるほどきれいに施工することができて、たいへん感動しました。この実習を通して、建設業の魅力をあらためて感じる事ができました。私は、高校卒業後に現場監督として、建築工事の施工管理の仕事に携わりたいと考えています。この貴重な経験をこれから生かしていきたいと思います。