日誌

2024年9月の記事一覧

キイロスズメバチの巣 ※閲覧注意

学校の周辺住民の方から、情報が寄せられ、

啓明寮の軒下にキイロスズメバチの巣があることがわかり、

昨晩、専門業者によって駆除いたしました。

情報をお寄せいただき、ありがとうございました。

住民の方、本校生徒職員に被害が出る前に駆除することができて

ホッとしています。

今朝、駆除した巣は、

理科教員が解体作業を行いました。

※虫が苦手な方は、この先お読みにならないようご注意ください。

駆除業者の方が「かなり大きい巣ですよ」と言っておいた通り、

見事な大きさの巣です。

 

 

 

 

 

 

 

 

昨晩の雨に濡れたこともあり、部分的に壊れていますが、

中の層がはっきりと残っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

この層を「巣盤」と言います。

主に3~4層に重なっているものが多いようですが、

大きい巣だと5層になることもあるそうで…

なんと!この巣には6層の巣盤がありました!

 

 

 

 

 

 

 

 

中にいた蜂は約2000匹!

幼虫もたくさん残ってます。

 

 

 

 

 

 

始めは気持ち悪さが勝っていた筆者ですが、

まじまじ見ているうちに少しずつ慣れてきて、

最終的には、

見事なまでの六角形に感心していました。

この六角形を「ハニカム構造」と言います。

構造的にとても丈夫な形として知られ、

中に幼虫が入っても、

一番無駄なスペースができない空間になるそうです。

 

 

 

 

 

 

思わぬ形で、理科の課外授業となりました。

形がきれいに残っている部分を保存し、

理科の授業教材等で活用できれば、

と思っています。

 

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