校長だより⑥ 一日体験学習

 

 8月18日に中学生、保護者あわせ約1,300名に参加いただいて本校の一日体験学習が開催されました。
 以下、そのときの校長挨拶の概要です。

 本日は、小山高校の一日体験学習に参加していただきありがとうございます。

 小高は、今年で創立から97年目を迎えた歴史と伝統のある学校です。この間に、23,000名を超える卒業生を送り出して、それぞれの卒業生が各界、各方面で、そして様々な分野で活躍しています。

 さて、今年が97年目ということは、3年後の平成30年には創立100周年を迎えることになります。
 平成30年度というのは、今の皆さん、中学3年生が来春、高校に入学して高校3年生になる時が100周年を迎える年にあたります。

 小高で学ぶ生徒達(小高生)は、「聡・直・剛」の指標のもと、毎日の勉強や部活動に文武両道を目指して全力で取り組んでいます。

 特に、時間を大切に有効に活用するため「早朝学習」から毎日がスタートします。
 このことに対し、私は「小高生は朝の達人」と呼んで生徒達の日々の努力を讃えています。
「朝を制する者は一日を制する。」、充実した毎日を過ごすためにも、勉強と部活動との両立を目指す上でも、小高生は時間を大切に有効に使おうと一生懸命に努めています。

 長い人生の中では高校の3年間は、「あっ」という間ですが、一生の中で一番心身ともに目覚ましく成長する時期でもあります。小高生には、このときを大切に、自らの可能性を信じて、全てに前向きに、全力で取り組むことによって、自分自身を鍛え磨いて、目指す進路実現を達成してもらいたいと願っていますし、また、小高には、それを支援し、生徒が持てる力を存分に発揮できるような学習環境や部活動の環境が整っています。

 小高の部活動の実績や大学等への進路実績については、資料やこの後の説明にお任せしたいと思います。
 最後に、創立100周年に向けて、小高と小高生がさらに溌剌と輝いていけるように、同窓会やPTAとともに委員会を立ち上げ、9月より準備をスタートするところです。
 ぜひ、皆さんも先輩達とともに新たな伝統を創り、輝かしい100周年を迎えてもらえたら有り難いと思います。

 本日は限られた時間ですが、先生方の説明や生徒達との交流を通して、本校のよさを感じ取っていただければ嬉しく思います。